久々となる古橋亨梧、橋岡大樹の招集、谷口彰悟、上田綺世の負傷離脱など多少の入れ替わりはあったものの、スカッドに大きな変更はなかった。重大な問題を抱えていない現状にあっては、新たな刺激を加えることよりも、安定を求めるのは自然と言える。 ただし、今回避けて通れない問題となるのが「上田のポジションに誰が収まるか」だ。代役候補の一人となる古橋は、これまでの代表活動では戦術にフィットしないことが多かったが、所属チームでは好調を維持。オフザボールの動きで違いを出せるため、機能すれば「サムライブルー」にとっては新たなオプションとなり得る。カギを握るのは気心知れたチームメイトである旗手怜央と前田大然の存在か。とはいえ、最有力候補はやはり小川航基だろう。これまでにもポストプレーやゴール前の空中戦で存在感を示し、得点という結果も残している。このまま「代役」で終わるつもりはないはずだ。 対するインドネシアは「帰化組」を中心に強化が進み、特に守備陣が充実している。チームの成熟度は未知数だが、油断は禁物だ。何よりも注意したいのは環境面。高温多湿な気候に加え、スタンドから発せられる熱量も高いだろう。厳しい環境の中で戦うことになりそうだ。
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W杯アジア最終予選 第5節
11/15(金)21:00
グロラ・ブン・カルノ・スタジアム