開幕から危なげなく2連勝を収めた日本は、グループステージ首位突破を懸けてオーストリアとの一騎打ちに挑む。 2試合で計11得点1失点という数字が表すように、今大会は相手との実力差を感じてしまう場面が多く、ノックアウトステージ進出も前回の結果を受けてすでに決まっている。そうした状態で迎える今節は一見休養に充てるための消化試合にも映るが、実際は全勝チーム同士の順位決定戦であり、この試合結果が両者の今後の運命を大きく左右すると言っても過言ではない。というのも、2位通過の場合はグループFの首位と当たり、現状その相手は優勝候補の北朝鮮になる可能性が高いからだ。アジアカップの決勝で苦杯をなめた日本としては、ラウンド16での再会だけは絶対に避けたいところ。得失点差の関係上、引き分けでも1位通過が決まるため、ピッチ上では賢く振る舞いたい。 また、ガーナ戦のように勢いのある相手に対して受けに回ってしまう部分は、今回で改善しておきたい課題の1つだ。オーストリアは体格差を生かしたシンプルな戦い方を好み、特にセットプレーは大きな武器。思い切りの良さが光る狩野倫久監督の采配と、ポリバレント性に秀でた選手たちで柔軟に対処できればベストだろう。
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U-20女子W杯 グループE 第3節
9/9(月)8:00
エスタディオ・メトロポリターノ・デ・テチョ
見どころ
9月9日(月)の速報・結果
U-20女子W杯
-
U-20オーストリア
0 - 2
試合終了U-20日本
-
U-20ニュージーランド
1 - 3
試合終了U-20ガーナ