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U-20女子W杯 決勝
9/23(月)6:00
エスタディオ・ネメシオ・カマーチョ・エル・カンピン
前半:U-20日本ボールでキックオフ、試合開始
U-20北朝鮮
予想フォーメーションは4-4-2。今大会は全チーム中最多の計24ゴールを挙げ、圧倒的な強さを見せて勝ち上がってきた。06年、16年に続く三度目の優勝を目指し、同じアジアのライバルである日本に挑む
U-20日本
予想フォーメーションは4-2-3-1。準決勝からの変更は1人のみ。氏原に代わり、ここまで途中からの起用がメインだった早間がガーナ戦以来5試合ぶりの先発を飾る。今大会わずか2失点の堅守を誇る守備陣をはじめ、そのほかのポジションにはおなじみの顔ぶれが並んでいる
U-20日本
今年3月に行われたアジアカップで二度敗れた「因縁の相手」に、世界の頂点を決める一戦でリベンジを果たすチャンスが回ってきた。半年前の悔しさを晴らすには願ってもない舞台だが、「ヤングなでしこ」は笑って大会を終えられえるか。積み上げを信じ、勇敢に戦い抜いた先に待っている最高の景色を見届けたい
U-20北朝鮮はチェウニョンが、U-20日本は小山が、それぞれキャプテンマークを巻く
U-20北朝鮮
立ち上がりから積極的に攻撃を仕掛ける。チェウニョンのスルーパスをきっかけに右サイドから前進し、繰り返しクロスを上げるが、ここは日本がしっかりと対応してはね返す
U-20北朝鮮
チェウニョンの蹴ったボールが対面の小山の手に当たり、右サイドの相手陣中央でFKを獲得する
U-20北朝鮮
キッカーはキムソンギョン。左足で低いクロスを送るが、ペナルティエリアの浅い位置で佐々木が大きくクリアする
U-20北朝鮮
GKのチェウンギョンがロングボールを蹴ると、チェイルソンが米田の前で触って裏に抜け出し、一気にペナルティエリア右へ進入。戻ってきた米田を切り返してかわすと、左足でシュートを放つ。それでも、大熊が正面でセーブし、いきなり訪れたピンチをしのぎ切る
U-20日本
ゴールキックを得て、大熊は後方からつなぐ姿勢を見せる。右のセンターバックの白垣へパスを送るが、白垣はトラップが流れてしまい、ロングボールで相手のプレスを回避。セーフティーなプレーでピンチは招かないが、得意のボール保持からリズムを作るまでには至らない
U-20日本
左サイドを早間と土方のパス交換で突破。短い距離で小気味よくつないで前進すると、最後は早間が左サイドの相手陣中央から早いタイミングでグラウンダーのクロスを送る。だが、ボールはペナルティエリア内へ走り込んだ松窪の後ろを通ってしまい、相手にクリアされる
U-20日本
序盤から自陣でプレーする時間が長くなっているが、辛抱強く耐えしのぎ、徐々に攻撃につなげていきたい
U-20日本
最終ラインで大きくボールを回す相手に対し、土方は後ろの様子を見ながらパスコースを切りにいく
U-20日本
自陣で奪い返し、パスをつないで流れをつかもうとするが、相手の寄せが早く、思うように前へ進めない
U-20北朝鮮
GOOOOOAL!! チェイルソンが右サイドで佐々木との競り合いを制して入れ替わり、ペナルティエリア右脇からマイナス方向へ切れ込む。最後はペナルティエリア右の浅い位置から左足を振り抜くと、強烈なシュートはクリアしようした白垣の頭をかすめ、大熊の伸ばした手を越えてゴール中央上に突き刺さる
U-20日本
ここまでは相手のリズムと勢いに飲まれてしまっている。この状況をどう打開するか
U-20北朝鮮
ここまで攻撃の中心になっているチェウニョンが右サイドで縦に運ぶ。そのまま深い位置まで進入すると、右足でクロスを選択。だが、ミートし切れず、直接ゴールラインを割る
U-20北朝鮮
相手陣中央でFKを獲得。直接ゴール前に浮き球は送らず、ショートパスをつないで日本の守備ブロックを揺さぶる。最後はハンホンリョンがペナルティエリア左を狙った縦方向のパスを送るが、球足が長くなってゴールラインを越える
U-20日本
後ろからつないで相手の素早いプレスを回避。右サイドから相手陣内まで進入するも、大山が前線に送った長いボールには誰も反応しておらず、相手に回収されてしまう
U-20北朝鮮
左サイドから斜めのパスを受けたジョンリョンジョン。ペナルティエリア手前の左でターンしてそのまま切れ込むと、最後は思い切って右足でミドルシュートを放つ。だが、これは枠の上に大きく外れる
U-20日本
相手のハイプレスを逆手に取り、ディフェンスラインからの長いボールで一気に盤面を裏返す。中央で土方が起点となり、左サイドへ大きく展開すると、早間が駆け上がる。しかし、土方の送ったボールは長くなり、早間が追い付く前にゴールラインを割ってしまう
U-20日本
大山が両センターバックの間に下り、短いパスをつないで相手を寄せ付ける
U-20日本
中盤にの1枚が最終ラインまで下りる形を作り始めてからは次第にボール保持の時間を増やし、これに伴って最前線の土方を起点に相手陣内へ進入する回数も増えている
U-20北朝鮮
右CKを獲得。シンプルなクロスは入れず、ショートコーナーで揺さぶりを掛ける。最後はペナルティエリア手前からキムソンギョンがミドルシュートを放つも、大きな決定機には至らない
U-20日本
大山が縦パスを差し込むと、土方が相手を背負った状態で落とす。これに反応した松窪がペナルティエリア手前からダイレクトでミドルシュートを放つが、これは枠の左に外れてしまう
U-20日本
ようやくフィニッシュまで持ち込む形を作った日本。ここから主導権を取り返し、反撃となるか
U-20北朝鮮
アタッキングサードまで進入し、中央を強引に突破する。ショートパスをつないでペナルティエリア中央まで入り込むと、最後はキムソンオクが左足でシュートを放つ。だが、このボールに威力はなく、大熊が余裕を持ってキャッチする
U-20日本
15早間OUT→9笹井IN
U-20日本
狩野監督は前半のうちに交代カードを切り、スピードのある笹井を左サイドに投入。この思い切った策が吉と出るか
U-20日本
相手陣内でボールを動かした流れから、ルーズボールに松永が反応。ペナルティエリア手前の右から得意の左足をすかさず振り抜くも、抑えの利いたシュートはペナルティエリア内で相手にブロックされてしまう
U-20日本
ハーフウェーライン付近に最終ラインを設定し、ポゼッションからリズムを作ろうとするも、いまだ相手のプレスに手を焼いており、後ろでパスを引っ掛けてしまう
U-20北朝鮮
右CKを獲得。またもやショートコーナーで始め、ジョンリョンジョンが右サイドから左足で速いクロスを蹴り込む。ゴール前には複数人の味方がいたが、誰も触れず、そのままファーサイドまで流れる
U-20日本
狩野監督はピッチ脇でしゃがみ込み、戦況を見つめている
U-20日本
後方からの長い縦パスを松窪が収め、左前方へ展開。左サイドの相手陣深くで土方が追い付くと、ペナルティエリア左へ横パスを送る。3列目から飛び出した小山が受けてクロスを送るが、これは相手GKのチェウンギョンに直接キャッチされてしまう
アディショナルタイムは1分の表示
U-20北朝鮮
右CKを獲得。キッカーのチェウニョンが右足で高く上げたクロスを送ると、ファーサイドのハンホンリョンが頭で折り返す。最後はそのハンホンリョンが再びパスを受けてペナルティエリア右角付近から右足を振り抜くも、大きく精度を欠いて枠から外れる
前半:前半終了。1-0と、U-20日本のビハインドで試合を折り返す
前半総括 圧倒的な運動量と強度で攻守に走り回る北朝鮮に対し、日本は完全に受けに回ってしまう。今大会何度も見せてきたハイテンポなビルドアップは相手の強烈な圧に封じられ、自陣を抜け出すにはラフなロングボールが精いっぱい。一方、守備面ではしつこく日本の左サイドを狙われ、ゴール前に幾度も進入を許すと、その左サイドを突破されて先制点を与えてしまう。狩野倫久監督はより裏抜けの意識が強い笹井一愛を前半から投入し、積極的な采配で流れを変えようと試みるが、決定機は訪れず。日本は1点ビハインドで試合を折り返した。
後半:U-20北朝鮮ボールでキックオフ、後半開始
両チームともにハーフタイムでの選手交代はなし
U-20北朝鮮
中央からペナルティエリア左へ横パスが送られると、ファンユヨンが駆け上がって収める。ファンユヨンはそのまま左足で強烈なシュートを放つが、ここはゴール前の白垣がはね返す
U-20日本
前半途中から中央に立ち位置を移している笹井は、先陣を切って相手の最終ラインにプレスを掛け続ける
U-20日本
中央の大山を中心にして細かくつなぎ、相手が食い付いたタイミングで縦へ長いボールを送る
U-20日本
相手陣内でのプレー時間を増やしている中、左サイドの相手陣中央で笹井が相手のハンドを誘ってFKを獲得する
U-20日本
ボールの前には佐々木と大山が立つ
U-20日本
左サイドの相手陣中央からのFK。キッカーは大山が務め、右足で低いクロスを送る。だが、ニアサイドでキムガンミにクリアされてしまい、ゴール前の味方へは届かない
U-20北朝鮮
高い位置からプレスを掛けて奪い切り、ショートカウンターを仕掛ける。ペナルティエリア左からチェイルソンが折り返したボールは走り込んだジョンリョンジョンには合わないが、こぼれ球にシンヒャンが反応。だが、シンヒャンがダイレクトで放ったシュートは枠の上に大きく外れ、日本は助けられる格好となる
U-20北朝鮮
4シンヒャンOUT→7ジョンクムIN
U-20日本
チェイルソンと交錯した大山が足首を押さえて倒れ込んでしまう
U-20日本
大山は足首を捻ってしまったようだが、大事には至っていない様子
U-20日本
大山がピッチに戻り、プレーが再開される
U-20北朝鮮
右サイドから味方が長いスローインを行うと、チェイルソンが後ろ向きで落とし、近くに寄ってサポートしたジョンクムが縦に大きく蹴り出す。だが、このタッチは大きくなり、そのままゴールラインを割る
U-20北朝鮮
ジョンクムが米田からボールを奪い、自らショートカウンターを仕掛ける。右サイドの相手陣深くまで持ち込んでクロスを送るが、当たり損ねたボールはゴールラインを越え、日本のゴールキックとなる
U-20日本
8大山OUT→16天野IN
U-20日本
米田がハーフウェーライン付近から縦パスを送る。苦し紛れのパスになってしまったが、要求していた笹井が触って軌道を変える。左サイドに流れたボールには土方が反応して追い掛けるも、相手に体を入れられて収められない
U-20北朝鮮
GKのチェウンギョンのロングボールが右サイドの相手陣深くまで流れると、味方が全速力で駆け上がって収め、ペナルティエリア右脇からクロスを送る。ゴール前に走り込んだジョンリョンジョンが頭で合わせるが、これは枠には飛ばない
U-20日本
再三後ろからつないで自分たちの形を作ろうとするが、低い位置でパスを引っ掛けられて苦しい状況は変わらない
U-20日本
ビルドアップがうまくはまらない中、松永は右サイドのハーフウェーライン付近まで下りてパスを引き出す。そこから縦に仕掛けて個人での打開を試みるが、相手に対応されて突破はかなわない
U-20日本
自陣から米田がシンプルなロングボールを前線へ供給。松窪が相手より先に触って軌道を変えるも、ボールはそのまま縦に流れてゴールラインを割ってしまい、大きなチャンスにはつながらない
U-20北朝鮮
ペナルティエリア右で味方が日本の選手を3人引き付け、フリーになっていたチェウニョンへ渡す。チェウニョンは右サイドの相手陣深くから切り込んでグラウンダーのボールで折り返すが、最後は米田が足を出してブロックする
U-20日本
相手を押し込み、横方向にパスを回す。その中で天野が土方からボールを受けると、ペナルティエリア手前から思い切ってシュートを選択。しかし、右足から放たれたボールは枠には飛ばず、得点には至らない
U-20日本
6佐々木OUT→5林IN
U-20日本
19松永OUT→7角田IN
U-20北朝鮮
中央をチェイルソンが力強く前進。アタッキングサードまで持ち込んだところでペナルティエリア内へラストパスを送るも、球足が長くなって反応していたチェウニョンには合わず、大熊が回収する
U-20日本
中盤の選手を使ってパスを回そうとするものの、相手のプレッシャーが大きいか、安易なパスミスで奪われてしまう場面が目立つ
U-20日本
右サイドから柏村が横パスを送る。ペナルティエリア右で受けた松窪はボディフェイントで相手の逆を突き、縦に持ち出して折り返す。最後はゴール前に走り込んだ小山が右足で合わせるが、シュートにパワーが乗らずにセーブされてしまい、今日最大の決定機を決め切れない
U-20日本
相手選手の治療によってプレーが一時的に中断したため、選手たちは集まってコミュニケーションを取る。ここから流れを手繰り寄せてまずは1点を返したい
U-20北朝鮮
7ジョンクムOUT→10パクミリョンIN
U-20北朝鮮
白垣と交錯したチェイルソンが倒れ込み、再びプレーが止まる
U-20北朝鮮
チェイルソンは立ち上がり、自力で歩いて一度ピッチから出る
U-20北朝鮮
プレーが再開され、チェイルソンもピッチに戻っている
U-20日本
ややオープンな展開となってきており、左サイドを中心に攻勢をかける。だが、キーマンの小山が相手に狙われ続けていることもあり、効果的なパスが出てこない
U-20北朝鮮
ジョンリョンジョンが足をつってしまったようで、ピッチに倒れ込んで治療を受けている
アディショナルタイムは8分の表示
U-20日本
相手陣中央の右で角田が倒されてFKを獲得する
U-20日本
FKのキッカーは天野。右足でペナルティエリア内へ浮き球を蹴り込むが、相手に頭でクリアされてしまい、シュートシーンにはつながらない
U-20日本
ディフェンスラインの背後へラフなボールが送られる。抜け出されれば決定機という場面だったが、白垣が冷静に対応して味方へつなぐ
U-20北朝鮮
今度はチェウニョンが倒れ込んでプレーが止まっている。だが、しばらくして立ち上がり、チェウニョンはプレーに復帰する
U-20日本
自陣に押し込まれ続け、攻めに転じられない。残りわずかな時間で奇跡を起こせるか
U-20北朝鮮
17キムソンオクOUT→12チェカンリョンIN
U-20日本
天野が前線へ高く上げたボールを送ると、笹井がハーフウェーライン付近で倒されてFKを獲得する
U-20日本
FKのキッカーは天野が務める。GKの大熊もゴール前へ上がる中、右足で長いボールを蹴り込むが、ここから大きなチャンスには持ち込めない
U-20北朝鮮
キムソンギョンが倒れ込み、担架で運ばれてピッチを後にする
U-20日本
前線へシンプルなロングボールを供給。パワープレイ要員で残っていた白垣が頭でフリックすると、小山が反応する。だが、ボールには追い付けず、チェウンギョンに処理されてしまう
U-20北朝鮮
ファンユヨンにイエローカード
U-20日本
後ろからのボールに反応した左サイドの笹井がワンタッチでペナルティエリア手前へ送る。松窪が縦への突破を選択してペナルティエリア内へ進入するも、ハンホンリョンに体を入れられてシュートは放てない
U-20日本
狩野監督はレビューをリクエストする
松窪がペナルティエリア内で倒された場面がPKに当たるかどうかの確認を行う
レビューの結果、主審の判定に変更はなし
後半:試合終了。1-0でU-20日本が敗れた
試合総括 後半に入っても北朝鮮の強度は変わらず、1点を追い掛ける日本はチャンスを作るどころか相手陣にすら入り込めない苦しい展開が続く。次第に焦りからか、今大会これまでなかった何でもないパスやトラップでミスが相次ぎ、後方や中盤で奪われてカウンターを受けるシーンが散見。終盤は松窪真心にボールを集めて両サイドの深い位置を取れるようになるが、水際で体を張る北朝鮮を前にシュートを満足に打ち切れない。結局大きな見せ場なく、0-1で試合終了。北朝鮮にみたび敗れることとなった日本は、2大会連続の準優勝となった。