FIFAワールドカップ・アジア予選 最終予選
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- キックオフ:
- 2016/10/6(木) 19:35
- 試合会場:
- 埼玉スタジアム2002
2 | 1 | 前半 | 0 | 1 |
1 | 後半 | 1 |
試合経過
得点:原口 元気 | 前半26分1 - 0 | |
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後半8分 | アムジェド アットワンマフディ カミル | |
後半15分1 - 1 | 得点:サード アブドゥルアミール | |
警告:酒井 宏樹 | 後半21分 | |
柏木 陽介山口 蛍 | 後半22分 | |
後半24分 | モハナド カッラルジャシム モハンメド | |
後半27分 | 警告:ワリード サリム | |
岡崎 慎司浅野 拓磨 | 後半30分 | |
本田 圭佑小林 悠 | 後半36分 | |
後半37分 | 警告:モハメド ハミード | |
後半38分 | アハメド ヤシーンバシャル レサン | |
後半49分 | 警告:アラー アブドゥルザフラ | |
得点:山口 蛍 | 後半50分2 - 1 |
チームスタッツ
60% | ボール支配率 | 40% |
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12 | シュート | 7 |
6 | 枠内シュート | 5 |
2 | オフサイド | 2 |
15 | フリーキック | 16 |
3 | コーナーキック | 7 |
0 | ペナルティキック | 0 |
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警告・退場 |
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戦評
終了間際にドラマが待っていた。先制に成功した日本だったが、セットプレーから一瞬の隙を突かれて同点に追い付かれる。終盤は遅延行為を繰り返すイラクに対してフラストレーションがたまる展開となるも、後半50分だった。吉田麻也を前線に上げてパワープレーを仕掛けたことが奏功し、左サイドのコーナーアーク付近、ゴール裏から声援を送るサポーターの目の前でFKを獲得する。清武弘嗣が入れたクロスはDFにクリアされるも、セカンドボールに走り込んだのは今日が誕生日の山口蛍。ペナルティエリア中央から右足のダイレクトボレーで合わせると、低く抑えたシュートが枠の左に吸い込まれ、劇的な決勝点に。破顔一笑の山口はベンチに向かって走り、仲間と抱擁。そこに次々に選手が加わり、大きな歓喜の輪ができた。日本はサイドへの大きな展開に加え、ディフェンスラインから積極的に裏を狙ったロングパスを出すなど、ピッチを広く使ってイラクを揺さぶる。清武と原口元気が攻撃をけん引する中、良い時間帯に追加点を奪えなかったことは課題として残るが、山口のバースデーゴールにより、次のオーストラリア戦に弾みをつける勝利を収めた。
見どころ
急速に成長が進むアジアサッカーにおいて、過去の戦績は意味を成さない。日本にとってワールドカップアジア最終予選のUAE戦とタイ戦は、簡単に勝てる相手などいないと思い知らされる場となった。どちらのゲームでも多くのチャンスを作り、シュート数では大幅に上回ったものの、ゴール前では決定力の低さを露呈。一方のディフェンスでは集中力を欠くシーンが散見されるなど、盤石とはいい難い内容だった。UAE戦に続くホームでの敗北は許されないだけに、イラク戦では必勝を期す。そのイラクとは昨年も2度対戦し、1月のアジアカップで1-0、6月の国際親善試合では4-0と連勝中。だが、日本にとっての懸念材料は少なくない。最大の不安は、ハリルホジッチ監督も認めているように、「海外組」の多くが所属クラブで継続的な出場機会を得られていないこと。特に、絶対的な存在である本田圭佑と香川真司の試合勘不足は、チームのアキレスけんとなりかねない。それでも、メンバー発表会見の場で、指揮官は彼らへの揺るぎない信頼を強調した。日本を支えてきた名手たちは、目に見える結果で期待に応えられるか。
観客数 | 57768人 | 気温 | 24.3℃ | 主審 | キム ドンジン |
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芝状況 | 全面良芝乾燥 | 湿度 | 61% | 副審 | チェ ミンビョン |
天候 | 晴れ | 風 | 弱風 | 副審 | パク インソン |
大会情報
日程 | 区分 | 大会名 |
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2016/9/1(木)〜2017/9/5(火) | A代表 | FIFAワールドカップ・アジア予選 最終予選 |