国際親善試合
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- キックオフ:
- 2018/8/3(金) 6:50
- 試合会場:
- トヨタ パーク

2 | 0 | 前半 | 0 | 0 |
2 | 後半 | 0 |

試合経過
警告:ヘイリー ラソ | 前半18分 | |
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クレア ポーキンホーンラリッサ クラマー リサ デバナエミリー ギールニク |
前半29分 | |
後半0分 | 隅田 凜三浦 成美 田中 美南岩渕 真奈 横山 久美菅澤 優衣香 中島 依美増矢 理花 |
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後半1分 | 警告:三浦 成美 | |
得点:アランナ ケネディ | 後半2分1 - 0 | |
クロエ ロガーゾケイトリン フォード | 後半23分 | |
後半27分 | 阪口 萌乃杉田 妃和 | |
警告:アランナ ケネディ | 後半30分 | |
カトリナ ゴリーアレックス シディアック | 後半34分 | |
得点:サマンサ カー | 後半36分2 - 0 | |
後半40分 | 長谷川 唯川澄 奈穂美 | |
キア サイモンアイビー ルイク | 後半48分 |
チームスタッツ
48% | ボール支配率 | 52% |
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17 | シュート | 8 |
2 | 枠内シュート | 0 |
2 | オフサイド | 5 |
13 | フリーキック | 13 |
4 | コーナーキック | 3 |
0 | ペナルティキック | 0 |
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警告・退場 |
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戦評
前半から鋭い出足を見せ、主導権を握ったのは日本だった。田中美南と横山久美の2トップといった前線の選手が執拗にボールホルダーを追い掛けてパスコースを限定し、中盤で奪い取る積極的な守備を実行。切り替えの早さと守備時における意識の統一という面でオーストラリアを上回り、手応えを得て試合を折り返す。だが、日本の攻撃リズムに慣れてきたオーストラリアが後半からギアを上げると、出はなをくじかれた日本は徐々に中盤で捕らえられてしまう。時間がたつにつれてはまっていたプレッシングはかわされ始め、次第にサマンサ・カーを筆頭とした、アジリティーで勝負を挑んでくる相手の攻撃陣に対して1対1のマッチアップを受ける苦しい状況に。最後尾の平尾知佳が代表初先発とは思えない奮闘ぶりを披露したものの、完封負けを喫してアジアカップ決勝の雪辱を果たされる格好となってしまった。
大会を通して突きつけられたのは、総合力や集中力の面で列強に大きく水をあけられているという現実だ。来たるワールドカップに向け、「3連敗」という結果をどのように昇華させていくのか。少ない収穫と多くの課題を手に、「なでしこジャパン」は帰路につく。
見どころ
2連敗の日本と優勝が懸かったオーストラリア。対照的な立ち位置で迎える今年三度目の対戦は、アジアカップでの現実的な戦いとは異なる様相を呈するだろう。このアメリカ遠征でさまざまな試みを行っている高倉麻子監督は、最終戦ではどのような采配を振るのか。
ブラジル戦では背後を狙う動きは多かったものの、出し手に寄っていくプレーヤーが少なく、徐々にビルドアップが手詰まりに。ボールを持たされ始めたことに気付かず、うかつなミスが窮地を招いた事実は重く受け止めるべきだ。川澄奈穂美が「負けていい試合なんて1試合もない」と語る通り、チャレンジしながらも勝ち切る意識を浸透させる必要があるだろう。
同時に、待たれるのは真のエースストライカーの登場だ。アメリカ、ブラジルのいずれにもチャンスを必ずものにする選手が君臨し、「マチルダス」にも昨年ハットトリックを許したサマンサ・カーという同様の存在が。日本では岩渕真奈や田中美南、横山久美などが、そこに肩を並べられる可能性を秘めているだけに、常にチームを勝利へと導けるFWへと変貌を遂げてほしい。
観客数 | -人 | 気温 | 29.0℃ | 主審 | エカテリーナ コロレバ |
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芝状況 | 全面良芝乾燥 | 湿度 | 52% | 副審 | アリシア メサー |
天候 | 晴れ時々曇り | 風 | 弱風 | 副審 | ジェニファー ガーナー |