アジア競技大会 グループステージ
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- キックオフ:
- 2018/8/14(火) 21:00
- 試合会場:
- ウィバワ ムクティ スタジアム

1 | 1 | 前半 | 0 | 0 |
0 | 後半 | 0 |

戦評
立ち上がりから勢いよく攻め込んだ日本。三笘薫や渡辺皓太が積極的にボールに絡み、流動的に動いてパスをつないで攻撃を組み立てる。すると、前半7分に長沼洋一のクロスから三笘がネットを揺らしてさい先よく先制に成功。その後も、鋭い縦パスでリズムを作るだけでなく、上田綺世が果敢に裏へ飛び出すなど、チャンスを作る。
しかし、自陣の深くまで引いて守備をするネパールは日本への対処方法を見いだし、思うように崩し切れない戦況となる。日本は相手のペースに合わせてしまったかのように、ゆっくりとしたパス回しに時間を費やし、1-0で試合を折り返した。
後半に入っても、日本は単調なリズムでパスをつなぐ時間が長く、チャンスを作れない。途中から縦パスやミドルシュートなど、アクセントを付けるプレーが増えていったものの、追加点を挙げられないまま終了。90分を通して敵陣でプレーしていたのにも関わらず、決定機と呼べるものは数えるほど。初戦で勝利を収めたことは喜ばしいことだが、内容を見ると少し物足りない結果となってしまった。浮き彫りになった課題を解決すべく、中1日で迎えるパキスタンとの試合へ臨みたい。
見どころ
日本は8月14日にアジア競技大会の初戦を迎える。2年後に迫った東京オリンピックを見据えて21歳以下のメンバーで臨む「森保ジャパン」。まだまだ骨格を作っている段階ではあるものの、チームの立ち上げ時から顔触れに大きな変わりはなく、初招集となったのは岡崎慎のみ。森保一監督の中でも、いわゆる「ラージグループ」はある程度定まってきていることがうかがえる。この中から、指揮官が求める対応力を実践し、「スモールグループ」に入ってくるのは誰になるのか。18人の狭き門をめぐる競争は今後いよいよ熱を帯びてくるだろう。
前回の代表活動からの大きな変化として、森保監督が日本代表監督に就任して二足のわらじを履くことになった点が挙げられる。ここでのアピールがA代表への抜てきにつながる可能性があるだけに、選手たちのモチベーションはがぜん高まっているはずだ。
まずは目下の相手であるネパールを撃破し、好スタートを切れるか。ゴール前を固めてくることが予想されるだけに、いかにしてこれをこじ開けられるかが焦点となる。3月の南米遠征を機に所属クラブでも定位置をつかんだ前田大然にはゴールという結果を求めたい。
観客数 | -人 | 気温 | 27.9℃ | 主審 | スルタン アルマズーキ |
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芝状況 | 全面良芝乾燥 | 湿度 | 76% | 副審 | アル アリ ジャセム |
天候 | 曇り | 風 | 弱風 | 副審 | オメイラット ラビフ |
大会情報
日程 | 区分 | 大会名 |
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2018/8/10(金)〜2018/8/20(月) | 五輪世代 | アジア競技大会 グループステージ |