AFCアジアカップ ノックアウトステージ
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- キックオフ:
- 2019/1/21(月) 20:00
- 試合会場:
- シャルジャ スタジアム

1 | 1 | 前半 | 0 | 0 |
0 | 後半 | 0 |

試合経過
得点:冨安 健洋 | 前半20分1 - 0 | |
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警告:武藤 嘉紀 | 前半39分 | |
後半10分 | 警告:ファハド アルムワラド | |
後半11分 | アブドゥルアジズ アルビシヤヒア アルシェハリ | |
南野 拓実伊東 純也 | 後半31分 | |
後半32分 | アブドゥラー オタイフモハンメド アルサイアリ | |
後半37分 | 警告:ヤシル アルシャハラニ | |
後半41分 | ハタン バヒブリアブドゥルラフマン ガリーブ | |
堂安 律塩谷 司 | 後半43分 | |
武藤 嘉紀北川 航也 | 後半46分 |
チームスタッツ
29% | ボール支配率 | 71% |
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5 | シュート | 15 |
2 | 枠内シュート | 1 |
183(59%) | パス(成功率) | 653(84%) |
1 | オフサイド | 3 |
16 | フリーキック | 27 |
4 | コーナーキック | 6 |
0 | ペナルティキック | 0 |
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警告・退場 |
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戦評
自らがボールを保持して試合を動かしていたグループステージとは一転、今日は終始サウジアラビアに主導権を握られ、ほぼ90分を守備に割く苦しい展開となった。ピッチ上の選手たちは判定の基準に戸惑い、状況お構いなしにロングボールを放り込む「グリーン・ファルコンズ」を前に我慢の時間が続く。だが、ゴール前では吉田麻也と冨安健洋を中心に強固なブロックを構築し、瀬戸際で得点を阻止。特に、冨安は相手FWのしつこい駆け引きに冷静な対処を施しただけでなく、セットプレーから値千金の決勝ゴールを奪取するなど、攻守に渡って強い存在感を発揮。これまで脆さを幾度となく露呈していた守備陣が、防戦一方のシチュエーションを気迫で耐え切った。
攻撃面は得点シーン以外でこれといった見せ場を作れず、内容としては褒められたものではない。しかし、勝つことが何よりも必要だった一発勝負の舞台で、主導権を握られながらも逃げずに正面から立ち向かい続け、次のステージに進んだ点は称賛に値する。オマーン戦とはまた一味違う完封勝利が、優勝だけを見据える森保ジャパンに与えたものは計り知れない。
見どころ
結果的に日本のグループステージでの戦いは、3試合すべて1点差での勝利となった。しかし、自滅の連続で悪循環に陥ってしまったトルクメニスタン戦やオマーン戦とは一転、ウズベキスタン戦では粘り強い逆転勝ちで総合力の高さと地力を示した。それが1位突破を懸けた一戦であったこと、ここまで出場機会が十分でない選手を中心に達成したということを顧みれば、この白星には単なる1勝以上の価値があり、チームの士気をより一段と高める良いきっかけとなっただろう。
ラウンド16のサウジアラビア戦は中3日で迎えるため、スタメンはウズベキスタン戦に出場しなかったメンバーがベースになると予想される。だが、得点という目に見える「結果」を残した武藤嘉紀や塩谷司をはじめ、森保一監督の持つ選択肢は以前に比べて間違いなく増えたはずだ。そのカードを切り札に、フアン・アントニオ・ピッツィ監督の下で組織力に磨きがかかっている「グリーン・ファルコンズ」をどう狙い撃つのか。今大会2ゴールを挙げているファハド・アルムワラドをフィニッシャーに据えた速攻は簡単には止められない威力を備えているため、守備陣は引き続きカウンターへのリスク管理に神経を研ぎ澄ませたい。
観客数 | 6832人 | 気温 | 19.5℃ | 主審 | ラフシャン イルマトフ |
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芝状況 | 全面良芝乾燥 | 湿度 | 30% | 副審 | アブドゥハミドゥロ ラスロフ |
天候 | 晴れ | 風 | 弱風 | 副審 | ジャホンギル サイドフ |
大会情報
日程 | 区分 | 大会名 |
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2019/1/20(日)〜2019/2/1(金) | A代表 | AFCアジアカップ ノックアウトステージ |