国際親善試合
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- キックオフ:
- 2019/3/26(火) 19:30
- 試合会場:
- ノエビアスタジアム神戸

1 | 0 | 前半 | 0 | 0 |
1 | 後半 | 0 |

試合経過
後半0分 | ロドリゴ ラマジョアレハンドロ チュマセロ | |
---|---|---|
後半14分 | ヒルベルト アルバレスヘンリー バカ | |
宇佐美 貴史堂安 律 乾 貴士中島 翔哉 |
後半16分 | |
香川 真司南野 拓実 小林 祐希柴崎 岳 |
後半23分 | ラウル カストロエルウィン サーベドラ |
安西 幸輝佐々木 翔 | 後半28分 | |
得点:中島 翔哉 | 後半31分1 - 0 | |
後半37分 | ルイス バルガスサムエル ガリンド | |
鎌田 大地鈴木 武蔵 | 後半38分 |
チームスタッツ
68% | ボール支配率 | 32% |
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13 | シュート | 3 |
3 | 枠内シュート | 0 |
687(87%) | パス(成功率) | 270(66%) |
6 | オフサイド | 5 |
14 | フリーキック | 22 |
8 | コーナーキック | 3 |
0 | ペナルティキック | 0 |
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警告・退場 |
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戦評
新たな顔ぶれと、久しぶりの顔ぶれがともに名を連ねた日本の11人。前半からボールサイドに密集しながら引いて守る相手に対し、サイドのプレーヤーが目いっぱい大外に開いてボールを呼び込み、そこへ畠中槙之輔らが鋭い縦パスを入れるという展開が続く。だが、肝心のアタッキングサードでは連動性を欠き、乾貴士らの単独突破に頼るばかりに。ボール支配率では相手を圧倒したものの、結局引いたブロックを攻略し切れずにスコアレスで折り返す。
メンバーを変えずに挑んだ後半もこの構図は変わらず。しびれを切らした指揮官はたまらず堂安律、中島翔哉、南野拓実の「新ビッグ3」を立て続けに投入。すると、この3人の巧みな連係から見違えるように攻撃が活性化し、程なくして中島に先制点が生まれる。以後もこのトリオを起点に再三決定的なシーンを迎え、上がった裏のスペースはデビュー戦の橋本拳人が見事にカバー。1-0で試合を閉じ、平成最後の代表戦を白星で飾った。
新メンバーに実戦経験を積ませた点は確かな収穫であるが、一方でこの試合も攻撃面において主力頼みのさまを露呈。惜敗に終わったアジアカップに続き、チームの総合力向上が残った課題であろう。
見どころ
約9ヵ月ぶりの再戦となったコロンビア戦はPKの1点で勝負が決したが、内容面でスコア以上の差を見せつけられた一戦となった。特に、後半は選手交代などで流れを変えたコロンビアの猛攻を受け、屈強なフィジカルに加えて華麗なパスワークを繰り出す相手に翻弄されてしまう。終盤の攻撃陣もビハインドを取り返すには迫力が足りず、「10番」の投入も効果は見えなかった。
コロンビア戦を終えて見えた課題は、やはり崩しにおける連動性と精度。良いリズムで進めているように見えた前半も単発なシュートが多く、複数人が絡んだ攻撃というものではなかった。フィニッシュのイメージをメンバーが変更される中でも共有し、作り上げられるか。中島翔哉や香川真司といった創造性のある選手を中心に、再現性のある得点を狙っていきたい。
対するボリビアは世界ランキング60位であり、額面だけ見れば格下。コパアメリカ開幕まで3ヵ月を切った中、この試合もチームの練度を高めるというよりはテストマッチとしての意味合いが強いかもしれない。特に、畠中槙之輔や安西幸輝、橋本拳人、西大伍といった「J新戦力組」が指揮官にアピールできるかはこの試合の大きな注目ポイントだ。
観客数 | 28133人 | 気温 | 16.0℃ | 主審 | カート アムズ |
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芝状況 | 全面良芝水含み | 湿度 | 43% | 副審 | ネイサン マクドナルド |
天候 | 晴れ | 風 | 弱風 | 副審 | ランス グリーンシールズ |