AFC U-23選手権 グループステージ
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- キックオフ:
- 2020/1/12(日) 22:15
- 試合会場:
- タンマサート スタジアム

2 | 1 | 前半 | 1 | 1 |
1 | 後半 | 0 |

試合経過
前半8分 | 警告:町田 浩樹 | |
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得点:アブドゥルラフマン バラカト | 前半9分1 - 0 | |
前半31分1 - 1 | 得点:相馬 勇紀 | |
警告:ハレド クルダグリ | 後半6分 | |
モハンマド アルハラクアナス アラジ | 後半19分 | |
後半22分 | 食野 亮太郎田川 亨介 | |
アブドゥルカデル アディアハマド ダリ | 後半24分 | |
後半33分 | 渡辺 剛立田 悠悟 | |
カメル ホメシェフモハマドザイード グリル | 後半37分 | |
後半41分 | 森島 司旗手 怜央 | |
得点:アハマド ダリ | 後半44分2 - 1 |
チームスタッツ
37% | ボール支配率 | 63% |
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8 | シュート | 22 |
2 | 枠内シュート | 5 |
274(63%) | パス(成功率) | 655(82%) |
0 | オフサイド | 0 |
10 | フリーキック | 6 |
1 | コーナーキック | 5 |
1 | ペナルティキック | 0 |
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警告・退場 |
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戦評
日本は現実を受け止めなければならない一戦となった。
サウジアラビア戦から中盤の選手を中心に6人を入れ替えて臨んだ日本。前半の早い段階でPKから先制を許すも、その後はほとんどの時間帯でボールを握って攻め込む。それが功を奏し、前半31分には積極的に切れ込んだ相馬勇紀が同点弾を奪取。前半のうちに追い付いて試合を折り返した。
後半に入っても、日本が主導権を掌握。疲れの色が見え始めたシリアに対し、両サイドに張っている橋岡大樹と相馬が幾度もクロスを入れてゴールに迫る。しかし、精度を欠くと、中盤での連係面でも課題を残し、相手の嫌がる攻撃ができずに時計の針が進む。すると、前掛かりになった隙をカウンターで突かれ、2点目を奪われてしまう。最後は町田浩樹を前線に残してパワープレーを仕掛けるも、ネットを揺らせずに終了。またしても終了間際の失点で黒星を喫してしまった。
実力を見せつけたかった今大会であったが、2連敗となり、2戦目にして早くも史上初のグループステージでの敗退が決定。東京オリンピック2020のホスト国として、立て直しが急務といえるあまりにも厳しい結果となった。
見どころ
自国開催の祭典を間近に控えた本年最初のゲームは、残念ながらメンタル面で大きなダメージを受けかねない結果となってしまった。それは単に負けたという事実以上に、食野亮太郎の個人技やロングボールに頼らざるを得ない攻撃陣、相手の個人技に対応できずに自らの致命的なミスで勝点を手放した守備陣と、攻守でかなりの物足りなさを感じさせた内容面でのショックも大きい。流麗なパスワークでサウジアラビアを翻弄するシーンがなかったわけではないが、その数はあまりにも少なすぎた。東京オリンピック2020の出場権が懸かっている他国とのモチベーションの差も見えた初戦を受けて、指揮官はどうやってピッチ上の不協和音から光明を見いだすのか。大会2戦目にして早くも「森保ジャパン」の真価が問われている。
夜間でも30度にまで達する灼熱の気候、中2日の過密日程という環境を考えれば、シリア戦ではメンバーを大幅に変更することが予想される。もどかしさだけが残ったサウジアラビア戦をベンチから見て、序列をひっくり返すチャンスだと感じた選手は多いはずだ。崖っぷちに立たされた今だからこそ、チームの雰囲気をガラリと変える「ラッキーボーイ」の登場に期待したい。
観客数 | 1509人 | 気温 | 30.0℃ | 主審 | アリ サバ アルカイシ |
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芝状況 | 全面良芝乾燥 | 湿度 | 86% | 副審 | アントン シュチェティニン |
天候 | 晴れ | 風 | 弱風 | 副審 | アシュリー ビーチャム |
大会情報
日程 | 区分 | 大会名 |
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2020/1/8(水)〜2020/1/16(木) | 五輪世代 | AFC U-23選手権 グループステージ |