3節の松本戦は、開始早々に先制点を挙げたものの、終了間際に追い付かれ、1-1の引き分けに終わった。開幕から3試合連続ドローと停滞が続く中、4節の金沢戦で初勝利を奪い取れるか。ここ2試合は左サイドから失点を喫しているだけに、早急な修正が求められる。攻撃のキーマンは、Jバホスだ。松本戦では圧倒的なスピードを生かして得点を奪っており、状態は良好。攻撃面の連係は発展途上なだけに、彼の個人技にかかる期待は大きい。

2試合連続無得点と決定力不足が課題となっていた中、3節の新潟戦は攻撃陣が爆発。序盤からネットを揺らし続け、5-3の勝利を収めた。ただ、守備面は安定感を欠き、多くの決定機を創出されてしまった。4節の甲府戦では、柳下監督に植え付けられた堅守とゴールラッシュの両立を目指したい。キープレーヤーはルカオだ。新潟戦は金沢での初得点を含む2ゴールを奪い、波に乗っている。今節も持ち前のフィジカルを生かし、ペナルティエリア内で存在感を示す。