8月26日に行われた29節の横浜FM戦は、1-4の黒星。日程面では優位に立ちながらも、運動量を欠いた前半の低調ぶりが結果に直結してしまった。直近5試合は1分け4敗と苦しい状況だが、ペトロヴィッチ監督は打開策を用意できるか。13節は、ホームに名古屋を迎える。キープレーヤーはAロペスとDオリヴェイラだ。後半の頭から出場した前節は個人技から攻撃に違いを生み出した。名古屋の堅守を攻略する上で、2人の力は欠かせない要素になる。

12節の川崎F戦は、前半終了間際に金崎が奪った得点を守り抜き、1-0の勝利。開幕以来無敗街道を走っていた川崎Fに初めて黒星をつけた。フルタイム出場を続ける中谷、丸山が最終ラインを固め、マテウス、前田らスピード豊かなアタッカー陣が速攻を仕掛ける戦いが結果に結び付いている。13節の札幌戦は日程面で優位に立つだけに、運動量で相手を圧倒したい。注目選手は稲垣だ。ボール奪取能力が武器のボランチは相手のパスワークを抑え込めるか。