18節の札幌戦は、後半7分にセットプレーから挙げた大谷のゴールを守り抜き、1-0の勝利を収めた。好機を仕留め切れず、内容面では課題が残ったものの、3試合ぶりの白星を前向きにとらえたい。消化試合数に違いはあるが、勝点30で4チームが並ぶ状況から一歩抜け出すためにも、19節は横浜FMを下したい。注目選手は呉屋だ。前節は後半40分からの出場でプレータイムが短かったため、横浜FM戦は先発が濃厚。疲労が見えるオルンガの負担を軽減するためにも、ゴール前で勝負強さを示したい。

18節の仙台戦は、3-1の白星。序盤は相手のハイプレスに苦戦し、先制点を奪われたが、迫力ある攻撃で得点を重ねた。連勝は3に伸び、その期間は全ての試合で3ゴールと攻撃陣が集中力を高めている。19節は、敵地での柏戦。キープレーヤーは、ここ4試合で6ゴールを挙げているエリキだ。ウイングに入ることが多かった序盤は、持ち味を発揮し切れていなかったが、「3-4-2-1」のシャドーに入ってからは好調を持続している。抜群のスピードを武器に、柏守備網をこじ開けたい。