23節の山口戦は3試合ぶりに「4-4-2」でスタート。攻撃的な姿勢を見せていこうとした矢先の前半3分に先制を許すと、0-2で迎えた後半序盤にもゴールを奪われた。反撃の糸口を見いだせないまま惨敗を喫して初の連敗。開幕白星発進に成功し、確かな積み上げができていた中断期間も振り返れば、「こんなはずでは」という思いが去来するのではないか。24節で相まみえるのは、再開初戦でJ2の難しさを思い知らされた京都。崩し切れず、隙を突かれるという、同じ過ちを繰り返すのはご法度だ。果たして、磐田の戦いぶりやいかに。

23節はアウェイで千葉と対戦。消耗戦の様相を呈した中、スコアレスドローで90分を終えた。上位を追い掛ける上で2戦未勝利は痛い結果だが、直近の2試合で計6失点を喫していた守備面に関していえば、3試合ぶりのクリーンシートはポジティブにとらえられる。前節を守備の安定感が戻るきっかけにしていけるか。24節も敵地での一戦となり、相手は磐田。前回対戦は2-0の完封勝利を収めている。ダブルを達成し、3ポイントと上昇していくための勢いを手にしたい。