20節のG大阪戦は、多くの好機を作りながら決め切れず、0-2で敗れた。8月26日に行われた26節のFC東京戦から7連勝を達成し、ザーゴ監督のスタイル定着に自信を深めていたが、直近2戦は無得点での敗戦が続いている。ビルドアップには安定感があるものの、最終局面での精度は課題だ。21節は、ホームに横浜FCを迎える。キープレーヤーはエヴェラウドだ。ここ3試合でノーゴールに終わっているストライカーは決定力を示せるか。

20節の柏戦は、0-3の黒星。ボールを支配して多くのチャンスを作り出したものの、フィニッシュの精度を欠いた。相手の個の力に屈したカウンターへの対応も大きな課題。ポゼッションにこだわる下平監督のスタイルは不変なだけに、攻守ともにゴール前の強度を高めていきたい。21節は、アウェイでの鹿島戦に臨む。前回対戦は1-0の勝利を収めており、「常勝軍団」相手に「ダブル」を達成することができれば、クラブとして大きなステップアップになる。