22節のC大阪戦は、スコアレスで迎えた終了間際にゴールを割られて敗戦。目の前まで迫っていた6試合ぶりの勝点獲得に手が届かなかった。二度目の6連敗と、再び苦しい時間が続いており、その6戦で挙げた得点は1のみ。浮嶋監督は深刻な得点力不足解消のためにどんな策を練るか。23節の柏戦では、よりアグレッシブにゴールへ向かう姿勢が求められる。14節と15節に大岩、16節に大野がゴールを記録したように、センターバックの攻撃参加でアクセントを付けたい。

ホームに浦和を迎えた22節は、江坂の2戦連発となるゴールで先制したものの、後半に押し込まれて追い付かれた。3連勝は逃したが、キムスンギュの好セーブやヒシャルジソンの守備に助けられた場面もあり、勝点1はポジティブな結果ともいえる。23節はアウェイでの湘南戦。ここ2試合は前半に先制しながら後半に巻き返される展開が続いているため、したたかな試合運びを心掛けたい。キープレーヤーは三原。ベテランの大谷の欠場が続く中、27番にはゲームをコントロールする役割も求められる。