27節の千葉戦はスコアレスドローで決着。得点のチャンスもあったが、秋元とDF陣の奮闘のおかげで手に入った1ポイントともいえる。直近の2戦は無失点と、安定感が戻りつつある守備を継続させていきたい。28節は首位の福岡にチャレンジャーとして挑む一戦。相手が得意とするカウンターを打たせないためのリスク管理を徹底し、セットプレーの攻防で上回れば勝点を得るチャンスは十分にある。キープレーヤーは水本だ。経験豊富な35歳は、マッチアップが予想されるフアンマを巧みな駆け引きで止められるか。

まだまだ記録は伸び続ける。27節の群馬戦で勝利を収めたことで12連勝を達成。過密日程下のアウェイ連戦でも勢いは落ちず、一時は17位まで沈んでいたチームが、ついに単独首位に躍り出た。追われる立場として、プレッシャーとも戦いながら昇格という目標へ向かう。28節の町田戦も敵地での一戦。手堅い試合展開が予想される中、均衡した状況をどのように打開するか。期待したいのは、好調を維持しているアタッカーのフアンマと増山。前節は短い出場時間にとどまっており、充電はできている。