前回対戦で1-6の屈辱的な敗戦を味わった琉球とのリベンジマッチは、奮闘を見せたものの完封負け。中2日かつ長距離遠征であることも考慮し、直近の試合から先発を7人入れ替える選手起用で臨んだが、良い結果にはつながらなかった。2戦連続で複数失点を喫している守備面の不安要素を改善し、28節の大宮戦は安定した戦いを見せられるか。休息が1日多い日程面の優位性と前節のターンオーバーを生かして、運動量で上回りたい。注目選手は佐藤。さまざまな局面に顔を出し、攻守に厚みを持たせるプレーが期待される。

27節の岡山戦はIシノヅカのゴールで先制に成功したものの、後半14分から6分間で3得点を許す失態を犯し、敗戦。勝ちなしは4戦に伸び、順位も16位へ降下した。ケガ人が増えた影響もあり、メンバーを18人そろえられないなど、台所事情も非常に厳しい。28節は敵地での松本戦。残り15試合で2位との勝点差は18と、昇格が非現実的な状況に近づいているが、強いモチベーションを保つことはできるか。J2での戦いを長く経験している高木監督には、モチベーターとしての役割も求められる。