「北関東ダービー」となった35節は、3-1で栃木に快勝。球際の攻防で上回り、悔しい逆転負けを喫した前回対戦のリベンジに成功した。36節は、北九州戦に臨む。圧倒的な得点力を誇りながら、波のあるシーズンを送っているだけに、初の3連勝を果たして自信をつかみたい。キープレーヤーは、チームトップの14ゴールを挙げている山口だ。抜群の決定力を誇るアタッカーは、前回対戦で得点を挙げた北九州の守備網を再び攻略できるか。

アウェイで行われた35節の琉球戦は、1-1の引き分け。先制を許した3分後に追い付いたが、勝ち越し点には届かなかった。残り7試合で昇格圏との勝点差は12。逆転の可能性をつなぐためにも、36節の水戸戦は勝利が至上命令だ。キープレーヤーは、琉球戦で14試合ぶりの出場を果たした永田だ。昇格圏に入っていた中盤戦まで、サイドバックとして抜群のプレーを見せていた30歳は、的確なビルドアップと攻撃参加を発揮できるか。