29節の大分戦は、前半10分に奪った得点を守り抜き、1-0の勝利。順位は4位に浮上した。不安定な出来が続いていた守備陣が奮起し、6試合ぶりにクリーンシートを達成したことは大きな価値がある。2位のG大阪とは勝点差6だが、消化試合は1つ少ない。残り5試合での逆転は十分に可能だ。30節はホームに横浜FCを迎える。注目選手は清武。前節のゴールで11年に記録したキャリアハイの得点数に並んだ。抜群の技術を誇るMFは記録を更新できるか。

29節の清水戦は、開始早々に立て続けに喫した失点が響き、1-3の黒星。手塚を出場停止で欠いた中、パスワークに乱れが生じてしまった。30節は、アウェイでのC大阪戦に臨む。前回対戦は1-2の敗戦を喫しているが、リベンジを果たせるか。積み上げたポゼッションスタイルで相手の組織的な守備網を攻略できれば、自信をつかめるはずだ。注目選手は中山。コンディション不良から回復し、出場機会を増やしているドリブラーは、J1初得点を奪えるか。