再開初戦の「四国ダービー」は7つのゴールが生まれるなど、例年に引けを取らない大熱戦となった。序盤から徳島のサッカーに翻弄された愛媛は、全てCKの流れから3点を先取されてしまう。状況を打破するために後半開始とともに3人を入れ替えると、これが功を奏して流れは愛媛に傾く。西岡輝の同点弾を含む3点を挙げると、後半51分には弟の西岡志も兄に負けじと魂の決勝弾を奪取。因縁の対決で勝利への執念を見せた愛媛が自宅で応援するサポーターに劇的な勝点3を届けた。