札幌は立ち上がりから攻勢を掛けると、前半16分に華麗な連係プレーからさい先よく先制点を挙げる。その後もピッチを広く使った攻撃で横浜FCの守備陣を揺さぶりつつ、守備ではマンツーマン気味のプレスが機能して相手に攻撃を組み立てさせない。後半も大勢は変わらずに時間が進むと、途中出場のDオリヴェイラと金子がともにカウンター攻撃から追加点を奪い、試合を決定づけた。攻守両面において「ミシャスタイル」を体現した札幌は完勝を飾り、ペトロヴィッチ監督にJ1通算200勝目をプレゼントした。