得点後には感情をむき出しにした指揮官。「ロティーナセレッソ」の集大成へ、選手たちは監督が思い描くゲームプランを体現して完封勝利を飾った。両チームとも攻守にバランスの取れたサッカーを披露。互いにリスクを冒さない手堅さを見せつつ、時計の針は進む。その中で後半16分に左CKを得ると、キッカーの清武はショートコーナーを選択。相手守備のずれを誘い、片山の上げたクロスからBメンデスが先制点を決める。その後は微動だにしないブロックを敷き、自陣ゴールを守り切った。クラブ最高順位に向け、チームに迷いはない。