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　スムーズな加速と重心移動で局面を打開する突破力の持ち主で、キックやボールコントロールも両足が高レベル。京都在籍時は「古都のネイマール」とも呼ばれた。

　2015年6月にオーストリアの名門ザルツブルクに完全移籍。Jリーグのトップチーム昇格からわずか3カ月後、19歳で夢だった海外進出を果たした。

　移籍後はザルツブルクのセカンドチームで2シーズンプレー。17-18シーズンは期限付き移籍でSVマッタースブルクに加入すると、1部リーグで27試合に出場した。18年8月にはドイツ2部のホルシュタイン・キールへ期限付き移籍。21年1月からブンデス1部のビーレフェルトに所属し、同年6月には完全移籍が決まり、24年までの契約を締結した。21-22シーズンは4試合連続ゴールを含む8得点。22-23シーズンは5得点にとどまったが、アシストは｢9｣と大幅に増やしている。

　23年7月、アウクスブルクへ完全移籍するも、度重なる負傷のため前半戦は2試合の途中出場に留まり、途中で2部のハンブルガーSVへ期限付きで移籍。そこでも出場機会を確保できないまま、8試合の途中出場でシーズンを終え、レンタル期間の満了とともにアウクスブルクへ復帰した。