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　アメリカ合衆国のイリノイ州で、アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれ、2歳で仙台へ。東北学院高校から中央大学へ進学し、GKとして頭角を表すと、特別指定選手として登録された川崎フロンターレでベンチ入りも経験した。

　2014年、ベガルタ仙台に加入。同年4月には育成型期限付き移籍で加入したロアッソ熊本で1カ月ほどプレーし、J2でプロデビューを飾った。翌15年に熊本へ再び期限付き移籍すると、リーグ戦26試合に出場して才能が開花。チームの躍進に貢献した。続く16年も当時J2の松本山雅FCへ期限付き移籍し、ここでも活躍。17年から仙台へ復帰すると、長身を生かしたダイナミックなセービングやハイボール処理など持ち味を存分に発揮した。19年7月、ベルギー1部のシント＝トロイデンVVからオファーを受け、27歳にして海外移籍を決断。

　シント＝トロイデンVVでは4シーズンで106試合に出場。日本代表でも活躍し、23年3月のウルグアイ戦でもフル出場を果たした。同夏は他クラブへの移籍を模索したが、実現せず。年末にシント＝トロイデンVVとの契約を解除し、KAAヘントへの加入が決まった。