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　ボランチとトップ下を両方こなし、多彩なパスで攻撃を組み立てる司令塔タイプのMF。腰の入れ方も巧みで、相手をブロックしながらのボールキープにも長けている。さらにはウイングとしても能力が開花した。

　神奈川県出身だがU-12世代からサガン鳥栖の下部組織に所属してステップアップし、高校生の頃にはクラブ史上最年少の16歳7カ月でルヴァンカップ出場。そして22年には17歳でサガン鳥栖のトップチームとプロ契約を締結した。

　23年1月にドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに完全移籍で加入。同国4部リーグに相当するカテゴリーでバイエルン・ミュンヘンIIからの挑戦となり、同年9月15日にはブンデスリーガ第5節（バイヤー・レーバークーゼン戦）でトップチームのベンチ入りを果たした。その後、国内カップ戦でデビューしたものの、リーグ戦では出場機会がなく、24年1月にはポルトガル1部のポルティモネンセSCに期限付きで移籍した。