身長はないものの強靭なフィジカルと瞬発力を持つ一方で足元の技術にも長け、様々な局面から得点に絡むことのできるアタッカー。攻撃的なポジションであればどこでも担える起用さがあり、攻撃的MF、ウィング、インサイドハーフとしてもプレーする。また、ピッチを縦横無尽に駆け回ることのできる無尽蔵なスタミナも武器。川崎ではチームメートの故障によりサイドバックでの先発出場経験もあるが、周囲の予想以上に良い働きを見せ、オールラウンダーな選手としての幅を広げ、川崎のJ１連覇に貢献。自身もベストイレブンを受賞した。

　静岡学園高校、順天堂時代から全国レベルの実力を見せ、着実に成長。20年からは正式に川崎へ入団したが、その年、いきなり6得点を挙げた。日本代表としては19年のトゥーロン国際大会のU-22チームに選出され、対チリ戦ではハットトリックを決めている。21年には東京五輪に出場し、11月には2022年FIFAワールドカップ・アジア3次予選に向けた日本代表へ初選出された。同年12月31日にはセルティックへの完全移籍が発表された。