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日本

予想フォーメーションは4-2-3-1。月曜日に行われたタジキスタン戦では、地力の差を見せて勝利を収めた。失点を喫した点はいただけなかったものの、攻撃陣は期待通りの活躍。特に、古橋は前線で数多くのチャンスを生み出し、自身も貴重な先制点をマーク。今日も攻撃陣をけん引する活躍に期待がかかる

日本

今回対戦するセルビアは世界ランキングで格上の相手。日本がワールドカップで勝ち抜くために、こうした相手に競り勝っていく必要がある。これまでと同様に、球際での激しさと素早いトランジションを武器とした攻撃を仕掛けられれば、十分に主導権を握れるはず。相手を押し込み続け、チャンスを確実に仕留めたい

セルビア

予想フォーメーションは4-4-2。惜しくもUEFA欧州選手権2020の出場は逃したが、ストイコビッチ監督就任後はワールドカップヨーロッパ予選3試合で負けなし。直近のジャマイカ戦でも、先制されながらドローに持ち込むなど、粘り強い戦いが印象的。パワフルな守備で日本の攻撃陣を封じにかかる

日本

長友がキャプテンマークを巻く

セルビア

まずは前線のスペースに向けてラフな浮き球のパスを送り、攻撃を展開。しかし、冷静に谷口が対応する

日本

ディフェンスラインで丁寧にビルドアップを図ると、植田が一気にペナルティエリア左に向けて精度の高い浮き球のパスを送る。反応した古橋が抜け出すが、相手のカバーに遭い、ボールを失ってしまう

日本

中盤のルーズボールに反応した橋本がパブロビッチと競り合うと、足を痛めてピッチに倒れ込む。橋本は苦もんの表情を浮かべながらも、立ち上がってプレーを再開する

日本

橋本と守田は効果的なポジショニングで、セカンドボールを回収している

日本

立ち上がりから、古橋が何度もディフェンスラインの背後に走り込み、ボールを呼び込んでいる

セルビア

日本のパスワークに対し、守備ブロックをしっかりと敷いて対応。中盤で強度の高い守備を披露している

日本

植田がディフェンスラインの背後に向けて一気にロングパスを送る。古橋がDFのマークを外し、ペナルティエリア手前の右に抜け出すが、オフサイドの判定となってしまう

日本

権田も加わり、ディフェンスラインからビルドアップを図る。しかし、両サイドのスペースを埋められ、パスコースを見つけるのに苦戦している

日本

テンポの良いパスワークから守田が左サイドの長友に展開。長友は右足に持ち替え、左サイドの敵陣深くからクロスを入れる。しかし、手前のDFに当たってコースが変わり、シュートチャンスに持ち込めない

日本

古橋がライコビッチに対して激しいプレスを仕掛けている。前線からの高い守備意識がうかがえる

日本

素早い攻撃の切り替えから、一気に伊東が右サイドのスペースに抜け出す。右サイドの敵陣深くから鋭いクロスを送ると、ニアサイドに鎌田が飛び込む。しかし、飛び出して来たライコビッチにはじかれてしまう

日本

南野が細かいタッチのドリブルでDFを引き連れながら、ペナルティエリア手前の左に持ち上がる。ディフェンスラインの背後に向けてスルーパスを送ると、反応した鎌田がペナルティエリア左に抜け出す。しかし、ライコビッチのカバーに遭い、シュートに持ち込めない

日本

南野が頻繁に中央に絞り、味方のボールを引き出している。徐々に攻撃のテンポが生まれ、相手を押し込み始めている

セルビア

敵陣中央の右でFKを獲得。キッカーはグデリが務める。柔らかい浮き球のパスをペナルティエリア中央に送るが、谷口がヘディングでクリアする

日本

守田が中盤から積極的に前線に飛び出し、攻撃にアクセントを付けている

日本

中盤で前を向いた鎌田はすぐに古橋の動き出しを確認すると、ペナルティエリア中央に向けてスルーパスを送る。DF間で古橋が受けるが、惜しくもコントロールが乱れてボールを失ってしまう

セルビア

グルイッチを中心に橋本にプレッシャーを仕掛けてボールを奪い、素早くカウンター攻撃に転じる。それでも、谷口が体を張った守備で食い止める

日本

敵陣中央での細かいパスワークから、鎌田がワンタッチで南野に預ける。南野は一気にスピードアップして前を向くが、相手に突破を阻まれてしまう

日本

ルーズボールに反応した橋本がダイレクトで前線にラフな浮き球のパスを送る。鎌田がペナルティエリア中央に抜け出し、ループシュートを放つが、惜しくもオフサイドの判定となってしまう

日本

鎌田がDFを体でブロックしながらドリブルで持ち上がると、相手のファウルを誘う。敵陣中央でFKを獲得

日本

ボールサイドには鎌田と南野が並び、キッカーは鎌田が務める。鎌田は右足で直接ゴールを狙うが、壁にはじかれてしまう

日本

中盤での厳しいプレッシャーを回避し、守田は右サイドの敵陣深くにラフな浮き球のパスを送る。室屋が懸命に走り込むが、カバーに入ったDFに大きくクリアされてしまう

セルビア

押し込まれる展開が続き、ライコビッチは前線のヨベリッチに向けてロングパスを送る。それでも、谷口がしっかりと競り勝ち、相手の攻撃の芽を摘む

日本

植田はビルドアップで前を向くと、すぐに前線の伊東や南野のポジショニングを確認。隙あれば、ロングパスを送り、局面を打開している

セルビア

グルイッチが左サイドの敵陣中央でフリーになると、ペナルティエリア中央に向けて柔らかいクロスを供給し、反応したヨベリッチが飛び込む。そのボールに対し、必死に戻った谷口が体を張って防ぐ

日本

DF間で巧みにボールを受けた鎌田が右サイドの敵陣深くにスルーパスを送る。伊東が抜け出すと、ダイレクトでマイナス方向に折り返す。反応した南野が走り込むが、読んでいたDFにカットされてしまう

セルビア

素早いカウンター攻撃を狙う。それでも、グルイッチに対して伊東が激しいプレッシャーでボールを奪い、相手の攻撃を未然に防ぐ

日本

伊東が得意のドリブルでペナルティエリア手前の右に持ち上がり、左足でシュートを放つ。しかし、惜しくもライコビッチにはじかれてしまう

セルビア

マカリッチが単独で持ち上がると、室屋のファウルを誘い、敵陣中央の左でFKを獲得

セルビア

キッカーはペナルティエリア右に向けて浮き球のパスを送る。味方が競り合うが、シュートチャンスに持ち込めない

日本

古橋が右サイドの敵陣深くに抜け出し、キープする。タイミングを計ってクロスを送るが、手前のDFに防がれてしまう

日本

相手にボールを持たれる時間帯だが、守備ブロックを形成してチーム全員で対応。相手のパスコースを封じ、攻撃の起点をつぶしている

日本

サイドの深い位置まで押し込まれるが、伊東が献身的な守備で対応している

セルビア

グルイッチが右膝を気にするしぐさを見せ、プレーが一時中断している

プレーが再開される

セルビア

グルイッチは治療を終え、ピッチに戻る

セルビア

ヨベリッチがペナルティエリア手前の左から左足で思い切りよくシュートを放つ。しかし、枠の上に外れてしまう

日本

室屋がヨビッチに対して激しい守備を披露。攻撃の起点を確実につぶす守備を見せている

セルビア

味方からの縦パスに反応したマカリッチがペナルティエリア中央でボールを受けると、ワントラップして左足を振り抜く。しかし、うまくミートせず、シュートは枠の右に外れてしまう

日本

守田が右サイドの伊東に大きく展開。受けた伊東は得意のドリブルで仕掛けると、右サイドの敵陣深くから鋭いグラウンダーのクロスを入れる。しかし、飛び込む味方には合わず、ライコビッチに防がれてしまう

アディショナルタイムは1分の表示

前半総括 「格上」の相手に対し、慎重な入りを見せる日本。鎌田大地のパスを中心に攻め込む時間を作るが、決定機は作れず。逆に、徐々にリズムをつかんできたセルビアに幾度もゴール前まで攻め込まれてしまう。それでも、最後の場面で守備陣が体を張り、スコアレスで前半を終えた。前半のうちに複数得点を挙げていた今年のこれまでの試合とは異なり、強固なブロックを崩せずに試合を折り返す展開。残り45分で攻撃陣はどのように違いを見せてゴールをこじ開けるか。

日本

11古橋OUT→15オナイウIN

日本

13橋本OUT→21川辺IN

セルビア

16グルイッチOUT→3ペトコビッチIN

セルビア

18マカリッチOUT→20ブリッチIN

セルビア

ヨベリッチにイエローカード

日本

川辺の短いパスに反応した室屋が右サイドの敵陣深くに抜け出すと、中に折り返す。DFにクリアされて右CKを獲得

日本

味方とのパス交換から南野が左サイドの敵陣深くに持ち込むと、グラウンダーのクロスをオナイウに向けて送る。しかし、読んでいたライコビッチに防がれてシュートに持ち込めない

日本

GOOOOOAL!! キッカーの鎌田がニアサイドに柔らかいクロスを送ると、谷口が頭でそらす。ファーサイドに走り込んだ伊東がそのボールに反応し、右足で合わせてネットを揺らす。待望の先制点を奪取する

セルビア

ブリッチがボールを持つと、室屋に倒されて左サイドの敵陣中央でFKを獲得

セルビア

キッカーからのクロスに反応したミトロビッチがDFのマークをモノともせず、ヘディングシュートを放つ。DFに当たってコースが変わるが、権田が冷静に対応して難なく防ぐ

日本

DF間でボールを受けた鎌田が右サイドの敵陣深くのスペースに展開。走り込んだ伊東がダイレクトでグラウンダーのクロスを送るが、ライコビッチに直接処理されてしまう

日本

室屋がドリブルで右サイドの敵陣深くに持ち込むと、短く折り返す。伊東が触って鎌田が受け、鎌田はペナルティエリア右の深い位置に進入する。しかし、相手の堅い守備ブロックの前にシュートに持ち込めず。一度サイドに展開して攻撃を仕切り直す

セルビア

11ヨビッチOUT→7ガブリッチIN

日本

南野がペナルティエリア左でボールをキープ。長友のオーバーラップを促すと、南野は鮮やかなヒールパスで長友を使う。走り込んだ長友はペナルティエリア左の深い位置に抜け出し、中に折り返すが、惜しくもライコビッチに防がれてしまう

日本

伊東が右サイドのスペースを確認すると、自慢の快足を生かして一気に仕掛ける。DFを引き離し、強引にペナルティエリア右の深い位置に進入するが、最後はDFの体を張った守備に防がれてしまう

セルビア

パブロビッチにイエローカード

セルビア

パブロビッチは前線に攻撃参加した際に、谷口に対して後ろからボールを奪いに行く。そのプレーで谷口を倒してしまい、警告の対象となる

日本

ソリッドな守備で相手のパスワークにも難なく対応。相手のパスミスを誘い、ボールを回収している

日本

素早い攻守の切り替えから、カウンター攻撃を展開。伊東がスピードを生かして一気にディフェンスラインの背後に飛び出すと、ペナルティエリア右に進入。並走するオナイウにパスを送ると、飛び込んだオナイウが押し込んでネットを揺らす。しかし、オナイウのポジションがオフサイドの判定となってしまう

日本

3室屋OUT→22山根IN

日本

鎌田は巧みな体の使い方でボールをキープ。相手のファウルを誘うなど、効果的なプレーを披露している

日本

中盤で前を向いた守田は前線の動きを確認すると、ディフェンスラインの背後に向けて柔らかい浮き球のパスを送る。反応した伊東が抜け出し、ペナルティエリア中央に進入するが、オフサイドの判定となってしまう

日本

鎌田がペナルティエリア手前の中央から難しい体勢ながらも、強引に右足を振り抜く。強烈なシュートは枠をとらえるが、惜しくもライコビッチに防がれてしまう

セルビア

13ミトロビッチOUT→4チェスティッチIN

日本

右サイドの敵陣深くに山根が抜け出すと、伊東に落とす。伊東は右サイドの敵陣中央から丁寧なクロスを送り、ライコビッチにはじかれる。そのボールに反応した守田がペナルティエリア手前の中央からダイレクトでシュートを放つが、枠をとらえられない

日本

激しい球際の競り合いでボールを奪い合うと、伊東がグデリと交錯して足を痛め、ピッチに倒れ込む。伊東は立ち上がってプレーを再開する

日本

先ほど右足を痛めた伊東が再びピッチに倒れ込む。メディカルスタッフがピッチに入り、プレー続行が難しいことを伝える

日本

ベンチでは急いで浅野が準備する

日本

14伊東OUT→18浅野IN

日本

南野からのパスを受けた鎌田が敵陣中央でフリーになると、前線のオナイウに向けてスルーパスを送る。しかし、マークに付いていたDFにカットされてしまう

セルビア

6マクシモビッチOUT→14IイリッチIN

日本

守田が前半と同様、前線に飛び出して攻撃にアクセントを付ける働きを見せている

セルビア

パブロビッチが大きなストライドのドリブルで持ち上がり、左サイドに展開する。受けたIイリッチがクロスを送り込むが、難なく日本が対応する

日本

5長友OUT→16小川IN

日本

10南野OUT→8原口IN

日本

長友はキャプテンマークを原口に託してピッチを後にする

日本

ブリッチに対して原口と守田が素早いプレスを仕掛け、攻撃の起点を作らせない守備を見せている

セルビア

スパイッチがオナイウとの競り合いで右足を痛めてピッチに倒れ込む。プレーが一時中断する

日本

オナイウはスパイッチに声を掛ける

セルビア

スパイッチは立ち上がり、プレーは再開される

日本

味方からのスルーパスに反応したオナイウがペナルティエリア右のスペースに抜け出す。しかし、すぐにカバーに入ったスパイッチに体を入れられてシュートに持ち込めない

日本

植田がディフェンスラインの背後に精度の高い浮き球のパスを送る。反応した浅野がDFを引き離し、ペナルティエリア中央に抜け出すと、ライコビッチと1対1となる。右足でシュートを放つが、ライコビッチに阻まれて決定機を逃してしまう

日本

浅野は天を仰ぎ、悔しそうな表情を浮かべる

アディショナルタイムは3分の表示

日本

浅野が右サイドの敵陣深くのスペースに抜け出すと、相手のファウルを誘ってFKを獲得する

日本

キッカーを務める鎌田はサインプレーを選択。左後ろの守田に預けると、守田は敵陣中央の右から柔らかい浮き球のパスをペナルティエリア左に向けて送る。ファーサイドに膨らむ動きを見せた浅野がヘディングでたたき付けて折り返すが、相手に処理されてしまう

試合総括 後半開始早々にデザインされたセットプレーからついにゴールをこじ開けた日本。その後は「代表デビュー」となったオナイウ阿道が見せ場を作るが、得点は奪えず。終盤には浅野拓磨が絶好のチャンスを仕留められないなど、追加点を挙げられなかった点は攻撃面の課題として残ったものの、強固なブロックを敷くセルビアに対して一定の成果を見せた。一方の守備陣は最後まで安定したプレーを披露し、試合を締めた。久々にアジアのチーム以外を迎えた一戦で、攻守ともに合格点を出したといえるだろう。