「王国ブラジル」を相手に悔しい敗戦を喫した日本。守備面はトップレベルのチーム相手にもある程度通用するという自信を得た一方、攻撃のバリエーションの少なさがあらためて浮き彫りとなり、ここから本大会までの期間における「悩みの種」として重くのしかかる結果となった。 その点、ここまでの「6月シリーズ」で出番を得ていない上田綺世は注目選手と言える。今季のJ1で唯一二桁得点を記録しているストライカーの出場があれば、持ち味のミドルシュートや裏抜け、最前線での起点といったタスクをどこまでこなせるか、日本中から視線が集まるだろう。また、A代表での初ゴールを狙う前田大然や久保建英、海外移籍後初のノエビアスタジアム神戸での試合となる古橋亨梧らの奮起にも期待がかかる。得点力不足を解消する切り札は現れるか。 一方のガーナは3月末時点の世界ランキングで60位と格下だが、カタールへの切符をつかんでおり、本番を見据える日本にとってはうってつけの相手。グループHで韓国と同組になったガーナはこの試合を「仮想韓国」と設定し、成長著しい若手を中心に全力で挑んでくるだろう。日本は勢いのある相手を退け、勝者として14日のキリンカップサッカー2022最終戦を迎えたい。
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キリンカップ 1回戦
6/10(金)18:55
ノエビアスタジアム神戸
見どころ
6月10日(金)の速報・結果
キリンカップ
-
チリ
0 - 2
試合終了チュニジア
-
日本
4 - 1
試合終了ガーナ