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日本

予想フォーメーションは3-4-2-1。スペイン戦からのスタメン変更は3人。板倉、久保、田中が外れ、遠藤、堂安、冨安が入る。負傷明けの冨安は今大会初めて先発に名を連ね、日本人初となる1大会3得点の期待がかかる堂安は2試合ぶりのスタメン出場を果たす

日本

グループステージの3戦全てでフル出場した板倉は警告の累積で出場停止と、不安材料はゼロではない。それでも、スペイン戦で今大会初出場を果たした谷口が存在感を発揮するなど、手応えも十分につかんだといえる。ケガの状態が心配されていた選手も回復傾向にあり、総力戦で挑む体勢が整った

日本

ワールドカップ優勝経験国のドイツ・スペインを破ってのノックアウトステージ進出を決めた「森保ジャパン」。格上相手に2度の逆転勝利を飾り、チームとして大きな自信を手にしたであろう。過去3度はね返されたベスト8の壁を乗り越えられるか、大一番が幕を開ける

クロアチア

予想フォーメーションは4-1-2-3。ベルギー戦からのスタメン変更は2人で、バリシッチは今大会初出場となる。グループステージではわずか1失点と、堅守が光ったクロアチア。第3戦ではベルギーの猛攻を耐えしのぎ、「負けないサッカー」を体現した

クロアチア

前回大会のノックアウトステージでは、3試合連続で延長戦に突入するなど、激闘の末に決勝の舞台までコマを進めた。今大会は先発するメンバーはおおむね固定されており、選手の疲労がどこまで影響するかが勝負のカギを握る

日本は吉田、クロアチアはモドリッチがキャプテンマークを巻く

日本

前田が倒され、左サイドの敵陣中央でFKを獲得

日本

キッカーの鎌田が短くパスを出し、受けた堂安が左足でクロスを上げる。しかし、ボールはファーサイドへ流れてしまう

日本

右CKを獲得。キッカーの伊東はショートコーナーを選択し、遠藤がペナルティエリア手前の右からダイレクトで浮き球のパスを送る。ペナルティエリア中央へ走り込んだ谷口が反応し、ヘディングシュートを放つも、枠の左に外れてしまう

クロアチア

低い位置でボールを回し、攻撃の機会をうかがっている

クロアチア

モドリッチが敵陣中央の左から左サイドのスペースへパスを出す。反応したペリシッチが敵陣深くへ走り込むも、吉田が体を入れて対応し、クリアする

クロアチア

ゴールキックからのリバコビッチのロングボールに反応したペリシッチが左サイドの敵陣深くへ走り込む。並走する冨安が先にボールへ触れるも、ペリシッチがカットし、ドリブルでペナルティエリア左へ進入。右足でシュートを放つも、ここは権田が好セーブを見せ、ゴールには至らない

日本

ここまでは相手にボールを保持される時間が多く、守勢に回っている

クロアチア

バリシッチが左サイドの敵陣中央から左足で低い弾道のクロスを送ると、ニアサイドで収めたコバチッチがバイシクルで中央につなぐ。しかし、最後は長友がカットしてシュートは打たせない

日本

堂安のパスを受けた伊東が右サイドの敵陣深くから右足でグラウンダーのクロスを供給。GKとDFの間を通るボールが入ると、ニアサイドに前田、ファーサイドに長友が飛び込む。しかし、いずれも伸ばした足は届かず、決定機を生かせない

クロアチア

クラマリッチが右サイドの敵陣深くから左足でクロスを上げる。高い弾道のクロスがファーサイドへ渡るも、伊東が頭でクリアする

日本

鎌田が左サイドをドリブルで持ち上がり、前方の長友へつなぐ。受けた長友が左サイドの敵陣深くから右足でクロスを上げると、ペナルティエリア中央で前田がDFと競り合う。しかし、ここはシュートを放てない

日本

敵陣中央でFKを獲得

日本

キッカーは鎌田。左前方へ短いパスを出すと、反応した守田がペナルティエリア手前の左から浮き球のパスを送る。しかし、DFのクリアに遭い、決定機には至らない

日本

伊東がドリブルでDFを振り切り、右サイドの敵陣深くからグラウンダーのクロスを入れる。前田がゴール前へ飛び込むも、ボールはGKにキャッチされ、シュートまで持ち込めない

日本

最終ラインでボールを回し、相手の出方をうかがう

クロアチア

グヴァルディオルが堂安と接触し、ピッチ上に倒れ込む

クロアチア

グヴァルディオルは大事には至らず、立ち上がってプレーに復帰する

クロアチア

敵陣浅い位置でFKを獲得。キッカーのモドリッチがふわりとしたボールを送るも、長友がクリアする。こぼれ球に反応したグヴァルディオルがペナルティエリア手前の中央から左足を振り抜くが、このシュートは枠の上に外れ、難を逃れる

クロアチア

グヴァルディオルが自陣の左サイドからディフェンスラインの背後へ鋭いスルーパスを供給。ペトコビッチが抜け出し、ドリブルでペナルティエリア左へ進入する。ゴール前へのパスを試みるも、ここは対じする冨安がブロック。最後は権田がボールを処理する

クロアチア

バリシッチが左サイドの敵陣深くから左足で鋭いクロスを供給。ニアサイドへ走り込んだペリシッチが頭でそらすと、ボールはファーサイドへ流れる。クラマリッチが反応して詰めるも、長友が体を入れ、シュートは打たせない

クロアチア

この時間は中盤の3人を中心に高い位置でパスをつなぎ、主導権を握る

日本

遠藤が自陣から左サイドのスペースへパスを出すと、鎌田が受ける。しかし、鎌田は対じするDFをかわし切れず、ボールを失ってしまう

日本

冨安が右サイドの敵陣浅い位置から前方のスペースへ柔らかいパスを供給。反応した伊東が抜け出すも、手前でDFにクリアされてしまう

日本

遠藤が敵陣中央から縦パスを入れると、堂安がワンタッチで前田へつなぎ、前田もワンタッチで落とす。遠藤がペナルティエリア手前の中央で反応するも、うまくコントロールできず、ボールはDFへ回収されてしまう

日本

敵陣でボールを回すも、最後は堂安の横パスをカットされ、チャンスにはつながらない

日本

鎌田のパスを受けた長友が左サイドの敵陣深くから左足でクロスを上げる。しかし、これは精度を欠き、ボールはゴールラインを割ってしまう

クロアチア

敵陣中央の左でFKを獲得

クロアチア

キッカーはモドリッチ。ペナルティエリア内へふわりとしたボールを送るも、ここは鎌田がヘディングでクリアする

日本

守田が左サイドの敵陣深くでボールをキープし、前田へつなぐ。前田は横パスを選択し、受けた遠藤はペナルティエリア手前の左から縦パスを出す。鎌田がペナルティエリア左で受け、右足でシュートを放つも、枠の上に外れてしまう

日本

GOOOOOAL!! 右CKを獲得し、キッカーの堂安はショートコーナーを選択。鎌田、伊東を経由して再びボールをもらい、右サイドの敵陣中央から左足で鋭いクロスを入れる。ファーサイドへ走り込んだ吉田が右足で折り返すと、ゴール前の前田が左足で流し込む

主審はVARのチェックを待つ

VARのチェックが終わり、プレーが再開される

アディショナルタイムは2分の表示

クロアチア

右CKを獲得

クロアチア

キッカーはモドリッチ。ショートコーナーで再開すると、最後はユラノビッチが右サイドの敵陣深くから右足でクロスを上げる。しかし、このボールはファーサイドへ流れ、シュートには至らない

前半総括 互いに相手の隙を狙う、にらみ合いのようなゲームが展開される。日本はクロアチアの長短のパスを使い分ける巧みなゲームプランに惑わされ、連係不足でピンチを作るシーンもあったが、権田修一を中心に先制点は許さない。すると、時間の経過とともにペースは日本に。遠藤航と守田英正のダブルボランチがセカンドボールに対して高い集中力を持ち、次第に中盤の争いで優位に立つ。この流れで得たCKから、前田大然が値千金の先制点を奪取。大きなアドバンテージを得て試合を折り返した。「新しい景色」まで、あと45分だ。

両チームともにハーフタイムでの選手交代はなし

日本

鎌田がドリブルでDFをかわし、ペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。しかし、シュートは枠の上に外れてしまう

クロアチア

左サイドで細かくパスをつなぐと、最後はペリシッチがペナルティエリア左脇から右足のアウトサイドで低い弾道のクロスを入れる。しかし、ここはニアサイドで谷口が大きくクリアする

クロアチア

ユラノビッチが右サイドの敵陣中央からロングスローを供給。ペトコビッチが頭でそらすと、反応したコバチッチはペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。しかし、シュートは枠をとらえられない

日本

冨安が右サイドの敵陣浅い位置からディフェンスラインの背後へふわりとしたボールを送る。前田が反応してペナルティエリア内へ走り込むも、並走するDFの対応に遭い、ボールを収められない

クロアチア

敵陣でボールを奪うと、受けたペトコビッチがドリブルで持ち上がり、ペナルティエリア手前の左からシュートを狙う。しかし、右足を振り抜くタイミングで遠藤が足を入れてブロックし、強いボールを蹴らせない

日本

右CKを獲得。キッカーの堂安が左足でインスイングのクロスを上げると、ニアサイドへ走り込んだ谷口が右足でそらす。しかし、これはシュートにはつながらない

クロアチア

GOOOOOAL!! ユラノビッチが右サイドの敵陣深くでボールを収め、マイナス方向へパスを出す。受けたロブレンが右サイドの敵陣中央から右足でクロスを上げると、ペナルティエリア中央で反応したペリシッチが頭で合わせる。シュートはゴール右隅へ吸い込まれ、スコアを同点とする

日本

DFのクリアボールを遠藤が拾うと、ペナルティエリア手前の右から右足でシュートを放つ。しかし、このシュートはGKの好セーブに阻まれ、惜しくもゴールは奪えない

クロアチア

モドリッチが左サイドの敵陣中央でインターセプトに成功すると、受けたペリシッチがドリブルでペナルティエリア左へ進入。しかし、ペリシッチに対して冨安や遠藤が寄せに行き、最後は守田が大きくクリアする

クロアチア

16ペトコビッチOUT→17ブディミルIN

クロアチア

浮き球をめぐった競り合いでボールがこぼれると、拾ったモドリッチはペナルティエリア手前の右から右足を一せん。強烈なシュートがゴール左上を襲うも、ここは権田がスーパーセーブを見せ、ゴールには至らない

日本

5長友OUT→9三笘IN

日本

25前田OUT→18浅野IN

クロアチア

ブロゾビッチがDFのクリアボールを拾うと、ペナルティエリア手前の右からヒールパスを選択。受けたペリシッチがペナルティエリア手前の中央から左足を振り抜くも、ここは守田がスライディングでブロックする

クロアチア

クラマリッチがペナルティエリア手前の左から右足でシュートを放つ。正面の守田に当たって軌道が変わると、ファーサイドのブディミルが反応してヘディングシュートを放つ。だが、わずかに枠の右へ外れる

クロアチア

9クラマリッチOUT→15パシャリッチIN

日本

谷口のパスを受けた三笘が左サイドでドリブルを仕掛ける。しかし、タッチが大きくなり、ゴールラインを割ってしまう

日本

守田がハーフウェーライン付近からディフェンスラインの背後を狙った浮き球のスルーパスを送る。右サイドで堂安が反応するも、DFにカットされてしまう

クロアチア

左CKを獲得

クロアチア

キッカーはモドリッチ。ニアサイドへグラウンダーのボールを出すと、走り込んだペリシッチが落とす。しかし、このパスを浅野がカットし、チャンスは作らせない

日本

15鎌田OUT→19酒井IN

日本

三笘が自陣で相手のパスをカットし、ドリブルで持ち上がる。しかし、ハーフウェーライン付近でDFのスライディングタックルに遭い、ボールを失ってしまう

クロアチア

吉田の横パスがミスとなり、拾ったペリシッチがドリブルで持ち上がる。そのままペリシッチはペナルティエリア手前の左から左足を振り抜くが、強烈なシュートは冨安が至近距離でブロックして枠に飛ばさせない

日本

右サイドの敵陣中央でFKを獲得

日本

キッカーの伊東が右足で上げたクロスはDFのクリアに遭うも、こぼれ球を三笘が拾う。三笘はペナルティエリア手前の左からディフェンスラインの間を狙った縦パスを入れ、受けた冨安はペナルティエリア左からゴール前へ折り返しのパスを入れる。しかし、このボールはDFにクリアされてしまう

日本

権田が右サイドのスペースへハイボールを供給すると、浅野が反応して走り込む。しかし、浅野の位置はオフサイドの判定を受ける

クロアチア

モドリッチとブロゾビッチを軸に流動的にボールを回し、好機を狙っている

日本

酒井が浮き球を頭で前方に流すと、ボールが右サイドへ渡り、浅野が抜け出す。浅野は敵陣深くでドリブルを仕掛けるも、DFの対応に遭い、ボールはゴールラインを割ってしまう

日本

8堂安OUT→10南野IN

日本

吉田が自陣から右サイドのスペースへロングボールを供給。反応した酒井がバリシッチと競り合うも、ここは酒井のファウルを取られてしまう

クロアチア

コバチッチにイエローカード

クロアチア

コバチッチは伊東に対し、遅れてタックルを仕掛けてしまう。このプレーが警告の対象となる

アディショナルタイムは4分の表示

日本

相手に細かくパスをつながれるも、ブロックを敷いて対応する

日本

三笘が左サイドの敵陣中央から前方のスペースへパスを入れる。南野が反応するも、モドリッチにカットされてしまう

日本

守田が敵陣中央の左から対角へふわりとしたボールを送る。これはペリシッチにクリアされるも、右CKを獲得する

日本

キッカーは伊東。右足でアウトスイングのクロスを入れると、谷口がニアサイドへ走り込み、頭で合わせる。しかし、シュートは枠の右に外れてしまう

日本

三笘が左サイドをドリブルで駆け上がり、ペナルティエリア手前の左から縦パスを入れる。浅野が反応するも、DFの寄せに遭い、ボールに触れられない

日本

左CKを獲得。キッカーの伊東はショートコーナーを選択し、パスを受けた南野が左サイドの敵陣深くから右足でクロスを上げる。ファーサイドで冨安がパシャリッチと競り合うも、シュートを放てない

クロアチア

ペリシッチが左サイドの敵陣中央から前方のスペースへパスを出す。バリシッチが抜け出すも、ボールはタッチラインを割り、日本ボールとなる

クロアチア

10モドリッチOUT→7マイェルIN

クロアチア

8コバチッチOUT→13ブラシッチIN

クロアチア

ユラノビッチが右サイドの敵陣深くからロングスローを供給。競り合ったボールがファーサイドへこぼれると、反応したペリシッチが右足を振り抜く。しかし、シュートは酒井が至近距離でブロックし、ゴールには至らない

クロアチア

バリシッチが左サイドの敵陣中央から左足で鋭いクロスを入れる。しかし、ファーサイドへ渡ったボールは谷口が頭でクリアし、決定機は作らせない

日本

三笘が自陣でボールを受け、スピードに乗ったドリブルで持ち上がる。三笘はそのままペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜くも、シュートはGKにセーブされてしまう

アディショナルタイムは2分の表示

日本

13守田OUT→17田中IN

クロアチア

17ブディミルOUT→14リヴァヤIN

クロアチア

4ペリシッチOUT→18オルシッチIN

クロアチア

日本のビルドアップに対し、積極的にプレスを掛ける

日本

酒井がペナルティエリア手前の右から左へつなぎ、三笘が受ける。三笘はペナルティエリア手前の左からゴール前へパスを出すも、ここはDFに大きくクリアされてしまう

クロアチア

リヴァヤが敵陣浅い位置から右サイドのスペースへパスを供給。抜け出したマイェルが右サイドの敵陣深くから左足でクロスを上げるも、ここは酒井がクリアする

クロアチア

左CKを獲得。キッカーのオルシッチが右足でインスイングのクロスを上げるも、飛び出した権田がパンチングではじき出し、難を逃れる

クロアチア

ユラノビッチが右サイドの敵陣深くからロングスローを供給。ニアサイドでリヴァヤが三笘と競り合うも、ボールは権田へ渡る

日本

遠藤がペナルティエリア手前の右から浮き球のパスを送る。これはDFのクリアに遭うも、ボールがファーサイドへ流れ、三笘が頭で折り返す。しかし、このボールはGKにキャッチされてしまう

クロアチア

バリシッチにイエローカード

クロアチア

グヴァルディオルが敵陣中央の左から柔らかいパスを供給。しかし、ペナルティエリア中央で吉田がクリアし、シュートは打たせない

日本

バリシッチのクロスが田中の頭部付近に当たり、田中はピッチ上に倒れ込む

日本

田中は一度ピッチの外へ出るが、すぐにプレーへ復帰する

アディショナルタイムは1分の表示

クロアチア

マイェルが横パスを受け、フリーの状態でペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。しかし、シュートはわずかに枠の左に外れ、ピンチを乗り切る

日本

1本目:×南野。右足で蹴ったボールは、GKのセーブに遭う

クロアチア

1本目:○ブラシッチ。右足で蹴ったボールは、ゴール左に決まる

日本

2本目:×三笘。右足で蹴ったボールは、GKのセーブに遭う

クロアチア

2本目:○ブロゾビッチ。右足で蹴ったボールは、ゴール真ん中に決まる

日本

3本目:○浅野。右足で蹴ったボールは、ゴール右に決まる

クロアチア

3本目:×リヴァヤ。右足で蹴ったボールは、ゴールの左ポストに当たる

日本

4本目:×吉田。右足で蹴ったボールは、GKのセーブに遭う

クロアチア

4本目:○パシャリッチ。右足で蹴ったボールは、ゴール左に決まる

試合総括 日本は勢いの良い後半の入りを見せるが、クロアチアの上背を生かしたクロス攻撃に耐え切れず、イヴァン・ペリシッチに同点弾を奪われてしまう。その後はクロアチアの猛攻が続くが、権田修一を中心に土俵際で踏ん張って攻撃陣の奮起を待つ。延長戦以降は途中出場の三笘薫と南野拓実が好連係を見せて左サイドから好機を作るが、120分で決着はついにつかず。PK戦では3本ものシュートを止められて無念の敗戦となり、目の前まで見えていたはずの「新しい景色」は、最後の最後で手のひらからこぼれ落ちてしまった。