ドイツにとってこの一戦はただの親善試合ではないだろう。それほどまでに今のドイツの状況は苦しい。FIFAワールドカップカタール2022では初戦で日本に敗れ、2大会連続のグループステージ敗退に終わり、直近4試合でも1分け3敗と勝利から遠ざかっている。そんな中で迎えるのは因縁の日本、かつホームでの開催だ。もしも日本相手に「連敗」を喫すれば、前述の大会以降も指揮を執っているハンジ・フリック監督を含め、選手たちもこれまで以上にサポーターの厳しい批判にさらされることが目に見えている。「結果」だけを欲しているドイツ。その戦いぶりに注目だ。 対する日本にとっては冨安健洋が復帰したことが大きい。FIFAワールドカップカタール2022以降はケガもあり、代表から遠ざかっている時期が長かったが、久しぶりの出場が見込まれている。もちろん「守備の要」としての活躍が期待されており、その相棒には今季の代表戦全4試合でフル出場している板倉滉が濃厚だ。フル代表では初の同時先発となる板倉とのコンビで強豪ドイツの攻撃を封じ込め、日本守備陣の「新時代」の到来を感じさせたい。
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代表親善試合
9/9(土)27:45
フォルクスワーゲン アレナ