アジアカップのグループステージでの黒星は36年ぶりとなったイラク戦。初戦のベトナム戦も勝利を挙げたとはいえ盤石な戦いぶりとはいい難く、「森保ジャパン」は文字通り苦戦を強いられている。インドネシア戦ではこれまでの2試合を払拭するような内容を伴った結果を手にしたい。 ただ、グループステージ3戦目は主力の休養に充てるのが「7試合」を見据えるチームの常識。世界ランキング146位の相手に引き分け以上でノックアウトステージ進出が決定するだけに、大幅なターンオーバーを実行しても大きな問題はないはずだ。もちろん、この一戦で必要なのは今後につながる布石。コンディション調整を鑑みてのマネジメントというよりも、これからの日本のメインキャストとなるような選手の出現が必要だ。毎熊晟矢、中山雄太、佐野海舟などこれまで出番の少なかった選手たちが、「ラッキーボーイ」といえるような鮮烈な活躍を見せたい。 たとえこれまでは気の緩みがあったとしても、この2試合で目は覚めたはず。昨年はドイツを破るなど連勝街道を突き進んだ「サムライブルー」は、もう一度必死に勝点3をつかみに行く姿勢を見せなければならない。
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アジアカップ グループD 第3節
1/24（水）20:30
アルトゥマーマ スタジアム