イランは言わずもがな優勝候補の筆頭格であり、グループCを無傷の3連勝で突破するなど快調だ。前線のサルダル・アズムンとメフディ・タレミが形成するアジア屈指のホットラインはもちろん、中盤から好機を演出するサマン・ゴッドス、セーブで窮地をしのぐアリレザ・ベイランバンドなど、隙のない陣容を整えている。メンバーを入れ替える可能性こそあるが、持ち前の個の力で各局面を制すれば、準々決勝進出は堅いだろう。 一方のエクトル・クーペル監督率いるシリアは、グループBを3位で突破し、初のノックアウトステージ進出を達成。3試合でわずか1失点と抜群に安定した守備が光る反面、この間にわずか1得点しか挙げられていない決定力の部分は改善が急務といえる。それでも、ウズベキスタンやオーストラリアという列強と互角に渡り合った実力は確かだ。大会初出場でベスト8入りを果たしたタジキスタンに続き、気持ちを前面に押し出した粘り強い戦いで「大物食い」を狙う。 「チーム・メッリ」が順当に勝利を挙げるか、「カシオン・イーグルス」が快進撃ののろしを上げるか。今大会はサプライズ続きである上に、勝者は日本が勝ち進んだ場合の次の相手となる、まさに要注目の一戦だ。
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アジアカップ ラウンド16
1/31(水)25:00
アブドゥラー ビン ハリファ スタジアム
イラン
1 | 1 | 前半 | 0 | 1 |
0 | 後半 | 1 | ||
0 | 延前 | 0 | ||
0 | 延後 | 0 | ||
(5 | PK | 3) |
試合終了
シリア