多くの決定機を逃したこと、今大会の全試合で続いている失点をまたも防げなかったことなど、バーレーン戦でも課題は多く挙がった。それでも、一発勝負の公式戦においては勝利が絶対的な目標。準々決勝にコマを進めたこと自体は評価されるべきだろう。 中2日のタイトな日程であることに加え、負傷退場を余儀なくされた旗手怜央を筆頭に状態が気になる選手が目立ってきたが、このタイミングで三笘薫が復帰を果たしたことは大きい。イラン戦でも圧倒的な個の力で状況を打開することが期待される中、森保一監督はどのタイミングで彼をピッチへ送り込むのか、注目が集まる。 対するイランは日本が勝利を挙げた直後にシリアと戦い、苦戦。圧倒的に試合を支配しながら勝ち越し点を奪えず、主軸のメフディ・タレミが退場となってからは防戦を強いられた。彼を出場停止で欠くことに加え、10人でPK戦までもつれ込んだ上に日本と同じ中2日と、コンディション面では日本が圧倒的に有利。それでも、前回大会で日本を苦しめた「エース」サルダル・アズムンをはじめ、アジア屈指のスカッドを持つ優勝候補であることは疑いようがない。優勝へ向けた大きな山場を、「森保ジャパン」は総力戦で乗り切れるか。
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アジアカップ 準々決勝
2/3(土)20:30
エデュケーションシティ スタジアム
見どころ
出場停止選手
イラン
Pos. | 背番号 | 選手名 |
---|---|---|
FW | 9 | メフディ タレミ |
日本
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