首位通過を懸けたベトナム戦では立ち上がりにビルドアップのミスから先制点を奪われ、最後までビハインドを挽回できずに敗戦。1戦目、2戦目とは異なり、前線から連動したプレッシングを掛けてくる相手に対して柔軟な対応が取れなかったことが悔やまれる。同じような失点の仕方は「森保ジャパン」の結成当初から繰り返されてきており、軽視できない問題だ。思いがけない形での失点がチームに与えるダメージは大きく、ミスを引きずったようなプレーに終始した前半は、その後も相手に圧倒されてしまった。いかに素早く切り替え、リバウンドメンタリティーを示せるか。若き戦士たちがピッチ上で成長した姿を見せることに期待したい。 マレーシアは2勝1敗でグループEを1位で突破しており、ベトナムと同じく近年着実に力を付けつつある国だ。特に2戦目では今大会の有力な優勝候補である韓国を相手にアップセットを演じており、その実力は侮れない。韓国戦ではゴール前に人垣を築くような守備的な戦術を採用し、カウンターを繰り出して強敵を撃破してみせた。日本に対しても同様の戦い方で挑んでくる公算が大きい中、指揮官の手腕と選手たちの対応力が試される。
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アジア大会 ラウンド16
8/24(金)21:30
パトリオット スタジアム