ついに決勝の舞台にたどり着いた「森保ジャパン」。準決勝ではUAEのスローペースにいわば「お付き合い」した形となり、もどかしい時間が続いたが、勝負所を見極めた渡辺皓太の好守から決勝点が生まれた。過酷な日程で迎えた一戦のため内容面には多少目をつぶる必要があり、消耗を最小限に抑えた試合運びはファイナルを見据えた上では悪くないものだったといえる。チームの現在地を測る上でも、今大会最強ともうたわれる韓国は格好の相手だ。イレブンには胸を借りるつもりで伸び伸びとしたプレーを期待したい。 日本より2歳上の世代をベースにオーバーエイジ枠を加えた韓国は、「とある理由」によりモチベーションが最高潮に達しており、金メダル獲得に向けて士気は旺盛だ。今大会9得点と規格外の活躍を見せるファン・ウィジョをはじめ、ソン・フンミンやイ・スンウなど、要注意人物は枚挙にいとまがない。日本としては気後れすることなく戦うことが、勝利への最低条件となる。 アジア競技大会の決勝における日韓戦は史上初。栄冠を手にするのは2大会ぶりの頂点を目指す日本か、それとも2大会連続となる優勝を目指す韓国か。雌雄を決するその瞬間から目が離せない。
ご利用のブラウザ(Internet Explorer)は、2022年6月にユーザーサポートを終了いたします。 終了後、スポーツナビの一部のページは、Internet ExplorerからMicrosoft Edgeにリダイレクトされます。
Microsoft Edgeや別のブラウザをご利用いただきますようお願いいたします。
アジア大会 決勝
9/1(土)20:30
パカンサリ スタジアム