主導権を握れぬまま先制点を献上し、一度は同点に追い付くも、終盤に勝ち越しを許す。サウジアラビア戦と同じような展開でシリアにも敗戦を喫し、日本は史上初のグループステージ敗退という「屈辱」を受けることとなった。最終的なアジャストをピッチ上の選手に任せる森保ジャパンのスタイルは、結果として修正力の低さを露呈。実践とフィードバックを繰り返して練度を高めていくやり方だけに、次のステージへ進めずに大会を終えてしまうのはかなり痛い。 一方のカタールは、自国開催のスポーツイベントを控えている点、育成年代からの底上げをにらんで指揮官がA代表と兼任している点など、ピッチ外の戦略面で日本と似ている点が多い。また、ここまでの2試合は順調とはいい難く、引き分け以下で敗退が決まる厳しいシチュエーションで日本戦を迎える。 日本としても3連敗で大会を去ることは今後の活動に大きな影響を及ぼしかねないため、必勝を期して臨まなければならない。キャプテンマークを2試合続けて巻いた渡辺剛が話すように、この一戦は消化試合ではなく「日本代表が強くなっていくために必要な試合」。東京オリンピック2020に向け、サポーターへ覚悟を示す90分としたい。
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U23アジアカップ グループB 第3節
1/15(水)22:15
ラジャマンガラ スタジアム
見どころ
1月15日(水)の速報・結果
AFC U23アジアカップ
-
U-23カタール
1 - 1
試合終了U-23日本
-
U-23サウジアラビア
1 - 0
試合終了U-23シリア