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U-23代表親善試合
3/29(月)19:45
北九州スタジアム
前半:U-24アルゼンチンボールでキックオフ、試合開始
U-23日本
予想フォーメーションは4-2-3-1。前回の対戦からメンバーを大幅に変更。Jで結果を残している林や田中に加え、海外で修業を続ける食野らがスタメンに名を連ねる。注目は林。追加招集にて初の代表入りを果たした23歳のストライカーは、闘魂むき出しのプレーで首脳陣に抜群のインパクトを与えられるか
U-22アルゼンチン
予想フォーメーションは4-2-3-1。要注意人物はやはり1トップのガイチだろう。イタリアでは強豪相手に自らゴールを挙げ、所属チームに12試合ぶりの勝利をもたらしたが、実力は本物であったと「第1戦」では証明した。瀬古、町田のコンビは彼からどれほど自由を奪えるか
U-23日本
金曜日の対戦では相手のハイプレスを前に持ち前のパスワークを封じられ、0-1で惜敗。三笘や三好のドリブルもことごとく阻まれ、個人にフォーカスしてももどかしい90分となった。迎える今夜の「第2戦」では、板倉と久保以外の9人を入れ替えて挑む。本大会に向け、ひとつでも多くの収穫を得たい
U-22アルゼンチン
第1戦と同様に、タイトな守備からボールを奪い、手数を掛けずに前へロングボールを送る攻撃を見せている
U-23日本
2列目の構成は右から食野、久保、相馬と並んでいる
U-23日本
久保がペナルティエリア左角でDFを背負いながら縦パスを呼ぶと、うまく入れ替わって前を向き、中へ切れ込む。最後はペナルティエリア手前の右方向へ横パスを送るも、走り込んだ味方とは呼吸が合わない
U-22アルゼンチン
左サイドの敵陣中央からクロスを送る。ゴンサレスがセンターバックの間に入ってフリーで頭から飛び込むも、ジャストミートせず。日本はピンチをしのぐ
U-23日本
第1戦に比べ、全体のラインを高く保っている。相手がボールを下げると、林を先頭に強めのプレスを掛けて全体を押し上げる
U-23日本
古賀が自陣の左サイドから一気にペナルティエリア左へ向けてロングボールを送る。球足が伸びて相手GKへと流れるが、追った林は親指を立てて古賀にサインを送る
U-22アルゼンチン
マクアリステルが右サイドの敵陣深くからロングスローを送る。長身FWのガイチを狙うも、町田がしっかりと頭でクリアする
U-22アルゼンチン
ベルナベイが味方の背後から追い越し、スルーパスに反応してペナルティエリア左からクロスを送る。しかし、ボールはそのままゴールラインを割る
U-23日本
縦パスを受けた久保がDFの背後へ絶妙なスルーパスを通す。食野が抜け出してペナルティエリア右から折り返すも、味方には届かない
U-23日本
センターバックのコンビを組む瀬古と町田はともに前線への正確なフィードを持ち味とする。最前線の林は何度も相手の裏を狙う動きを見せているため、その呼吸が合えば得点への期待が一気に高まる
U-23日本
相馬が左サイドからゆっくりと切れ込み、この間に久保が大外から回り込む。相馬はその久保を使い、久保はペナルティエリア左で受けて対面したDFの間合いをずらす。しかし、この際に交錯し、シュートシーンには至らない
U-23日本
左サイドの敵陣中央でFKを獲得し、キッカーは相馬。右足で直接狙ったようなボールを蹴り込むも、GKにキャッチされてしまう
U-23日本
学年は2つ違いながら、ともに川崎Fのアカデミーでプレーした田中と板倉。名コンビは健在で、センターバックからボールを受けてからすぐに2列目のタレント陣に「水を運ぶ」役目を担っている
U-22アルゼンチン
マクアリステルが中盤から強引に持ち上がる。複数のDFに囲まれながらしっかりと前進するが、最後は瀬古が激しく体を寄せてペナルティエリア手前で見事に突破を防ぐ
U-23日本
食野が右サイドでDFと入れ替わり、一気に前を向く。相手に後ろから倒され、右サイドの敵陣中央でFKを獲得する。キッカーは素早く再開するが、積極的な姿勢を見せる
U-23日本
久保がゴールに体を向けた状態のまま右サイドを縦に運び、右サイドの敵陣深くまでDFを引き連れて攻め込む。最後は意表を突いたタイミングで低いクロスを送るも、味方にはわずかに合わない
U-23日本
田中と板倉で中盤で細かくつなぎ、板倉が強引な体勢から左サイドでフリーの相馬へ展開。受けた相馬は寄せてきたDFを1枚抜き去り、ペナルティエリア左へ進入。中へパスを送るも、これがカットされてシュートには至らない
U-23日本
瀬古が自慢のロングフィードで左サイドの相馬へ展開。受けた相馬は大きめのタッチでDFと入れ替わろうとするも、2人目のDFにはさみ込まれて突破には至らない
U-23日本
最前線に入る林。自身のボールタッチこそ少ないものの、相手DFを後方に引っ張る積極的なランニングで2列目の味方にボール保持の余裕を与えている
U-23日本
中盤でルーズボールの競り合いとなり、反応した古賀が自陣の左サイドから一気に林へロングボールを送る。タイミングはぴったりと合っていたが、すぐさまDFにカバーされて林はボールを受けられない
U-23日本
田中がセンターサークル内から林へロングボールを送る。今度は林はDFを完全に置き去りにして抜け出すも、トラップ失敗。後ろにボールがこぼれ、シュートを打てない
U-23日本
相馬が左サイドから相手を豪快に抜き去ってペナルティエリア左へ進入し、中へ折り返す。林が左足で合わせるも、軌道上でブロックされてしまう
U-23日本
相馬はオフザボール時には徹底して左サイドの大外に張り、ロングパスを呼び込む役目を担っている
U-22アルゼンチン
横パスを出した後の田中に対し、ガイチが不用意なタックルを入れてセンターサークル内でファウルを取られる。日本のペースが続くいら立ちを隠せない
U-23日本
球際の勝負でもここまでは互角の展開。田中と板倉のコンビを中心に激しく相手に寄せ、前に運ぶ自由を素早く奪い取る
U-22アルゼンチン
ゴンサレスが右サイドに張ったガイチとのワンツーを駆使して中盤を抜け出し、さらにゴール前へパスを出す。しかし、瀬古がスライディングでカットし、突破をしっかりと阻む
U-23日本
インサイドに位置取った原が左からのパスを受け、代わって右サイドの大外に張った久保へ預ける。久保はゴール方向へ体を向けたドリブルからじわじわと前に運び、ペナルティエリア右から右足でクロスを送る。しかし、大きく精度を欠いて流れてしまう
U-23日本
町田が右サイドに張った久保に正確なフィードを送る。久保はロングパスを収めると、この間に内側から追い越した原へ預ける。原は右サイドの敵陣深くからダイレクトでクロスを送り、林がヘディングで合わせるも、枠の上へと外れてしまう
U-23日本
林の献身的なランニングによるライン押し上げ、余裕を持った2列目の味方の単独突破、そして後方の味方の正確なロングパスからここまで何度も連動した攻撃を見せている。あとはいかに先制点に結び付けられるか
U-22アルゼンチン
右サイドの敵陣中央でFKを獲得する
U-22アルゼンチン
キッカーはブルネッタ。右足でファーサイドへ高いクロスを送ると、ガイチが高さを生かして飛び込む。しかし、日本のDFもしっかりと体を当てて余裕を奪い、楽なシュート体勢には持ち込ませない
U-23日本
ボール奪取からカウンター攻撃が展開される。久保が中央で相手を引き付けながら持ち上がると、左サイドで大きく空いた相馬へ預ける。相馬は左サイドの敵陣深くからクロスを送るも、精度を欠いて至近距離のDFに当ててしまう
U-22アルゼンチン
デラフエンテが右サイドの敵陣中央からDFとGKの間にクロスを送る。ブルネッタが瀬古らの死角を突いて滑り込むも、わずかにボールに合わず。日本は1点モノのピンチを幸運にも回避する
U-23日本
相馬が左サイドでトリッキーなドリブルを見せ、左サイドの敵陣中央でFKを獲得する
U-23日本
キッカーは素早く再開。縦にパスを出して相馬を走らせるも、この狙いは読まれて相馬は満足な突破をできず
U-23日本
GOOOOOAL!! センターバックの瀬古が最終ラインから最前線へレーザービームのような縦パスを通すと、抜け出したのは林。完璧なトラップでGKとの1対1を迎え、冷静に右足で流し込んで待望の先制点を奪う
U-23日本
序盤から何度も見せていた、「ビースト」林の裏抜けと最終ラインからのロングパス攻撃がついに結実。良い時間帯に先制点を奪い、このまま前半のシャットアウトを狙う
アディショナルタイムは1分の表示
前半:前半終了。1-0と、U-24日本のリードで試合を折り返す
前半総括 「第1戦」の苦戦はどこ吹く風。今日のU-24日本は板倉、田中の2ボランチを中心とした布陣が効果的に機能。前線の林が幾度も裏を狙うことで相手のディフェンスラインを押し込み、久保、相馬ら打開力のある2列目の選手が余裕を持ってプレーする。激しい体のぶつかり合いにも臆することなく戦い、前半終了間際に先制点を奪取した。「優勝候補」相手に後半どのような戦いを見せるか、本大会を占う45分を待つ。
後半:U-24日本ボールでキックオフ、後半開始
U-22アルゼンチン
4デラフエンテOUT→10バルガスIN
U-22アルゼンチン
8コロンバットOUT→7FバレンスエラIN
U-23日本
ハーフタイムでの交代はなく、前半と同じメンバーで臨む
U-22アルゼンチン
右サイドの敵陣中央でFKを獲得する
U-22アルゼンチン
キッカーはFバレンスエラ。左足でニアサイドへクロスを送ると、ブルネッタが競ってガイチが拾う。この流れから今度は右CKを獲得する
U-22アルゼンチン
キッカーは右足でクロスを送るも、味方には合わず、日本のDFが落ち着いてクリアする
U-22アルゼンチン
左CKを獲得する
U-22アルゼンチン
キッカーはFバレンスエラ。左足で中央へクロスを送ると、マクアリステルが飛び込む。しかし、この攻撃もしっかりと耐え、最後は田中が大きくクリアする
U-22アルゼンチン
立ち上がりから攻勢を掛ける。高さの利を生かし、意図的にセットプレーを狙いに行くようなプレーが続く
U-23日本
強いプレスから町田が相手のパスをカットし、ペナルティエリア左角付近でチャンスが生まれる。最後は相馬が左サイドからペナルティエリア左へ進入しようとするも、その直前でDFに阻まれてしまう
U-23日本
久保がペナルティエリア右角付近からカットインし、ファーサイドで空いていた相馬へ冷静に横パスを送る。相馬はペナルティエリア左で体勢を整えて左足でシュートを放つも、ボールは右のポストに直撃してはじかれてしまう
U-23日本
右サイドの敵陣中央でFKを獲得する
U-23日本
キッカーは久保。ふわりと浮かせるようなクロスを送るも、ニアサイドではね返されてしまう
U-23日本
相手が前がかりになっている分、裏のスペースがさらに空き始めている。林のみならず、相馬や久保も積極的に相手の最終ラインへのスプリントを見せてスルーパスを要求している
U-23日本
田中は前半から、持ち前のクイックネスと球際での激しさを生かして中盤を制圧。あうんの呼吸を見せる板倉とともに、スピーディーにボールを後方から前方へ流す役目を全うしている
U-23日本
田中が中盤の中心人物となっているため、相手も複数で田中を囲む場面が増えている。それでも、田中は冷静な対応を続け、ダイレクトでのパスさばきや冷静な反転の連続からこれをうまくいなしている
U-22アルゼンチン
バルガスが中盤からペナルティエリア右へロングパスを送り、ガイチを走らせる。しかし、町田がしっかりとカバーし、自由を与えない
U-22アルゼンチン
バルガスがスルーパスを送ると、ベルナベイが抜け出してペナルティエリア左から折り返す。しかし、中央では瀬古がしっかりとクリアし、中で待つガイチらには通させない
U-23日本
田川がベンチで出場の準備を進める
U-23日本
8林OUT→13田川IN
U-23日本
先制点を奪った「ビースト」林に代わり、田川を投入。田川も前線からの強烈なプレッシングや裏抜けの意識が高い選手であり、なおも相手の最終ラインに揺さぶりをかける役目が期待される
U-22アルゼンチン
バルガスが敵陣中央でフリーになり、前方へ持ち上がる。しかし、田中が素早いプレスバックから豪快にボールをかっさらい、シュートには持ち込ませない
U-22アルゼンチン
ガイチが中盤に下りてボールを受けると、軽いフェイントで板倉をかわしてシュートコースを開け、ペナルティエリア手前の中央から右足を振り抜く。ボールは枠の右隅をとらえるが、谷がしっかりとセーブする
U-23日本
瀬古が低弾道の強い縦パスを送ると、久保がDFを背負いながら右サイドへフリック。食野が追うと、この流れから最後は右サイドの敵陣中央でFKを獲得する
U-23日本
キッカーの久保は中央へ際どいクロスを送るも、中の味方はわずかに合わせられず
U-23日本
食野が左サイドの敵陣深くでしつこい突破を見せ、左CKを獲得する
U-23日本
GOOOOOAL!! 左CKのキッカーは久保。中央へ精度の高いクロスを送ると、反応したのは板倉。相手よりはるかに高い打点から強烈なヘディングシュートをねじ込み、貴重な追加点を奪う
U-23日本
初戦では失点につながる悔しいプレーを見せた板倉。力強い雄たけびを上げ、精いっぱい自らのゴールを祝福する
U-23日本
田中が中盤からドリブルを仕掛けると、敵陣中央でゴンサレスに後ろから倒され、FKを獲得する
U-22アルゼンチン
18ブルネッタOUT→11ロレイセルIN
U-22アルゼンチン
ゴンサレスにイエローカード
U-23日本
キッカーは久保。ペナルティエリア右へ浮き球を送ると、田川がワイドに開いて収める。しかし、相手に強く寄せられ、シュートには持ち込めない
U-22アルゼンチン
バティスタ監督にイエローカード
U-23日本
左CKから再開される。キッカーは久保
U-23日本
GOOOOOAL!! 久保と板倉によって先ほどの再現がなされる。キッカーの久保はまたしても高精度のクロスを送ると、板倉がマーカーをモノともせずにダイビングヘッドで弾丸を突き刺す。完璧な一撃から、U-24日本は3点目を奪う
U-23日本
三好がベンチで交代出場の準備を進める
U-23日本
11久保OUT→10三好IN
U-22アルゼンチン
後方からのロングパスにガイチが反応し、ペナルティエリア手前の左でボールを収めようかというシーンを迎える。しかし、瀬古と谷が味方同士でぶつかりながらも落ち着いてかき出し、日本は難を逃れる
U-23日本
なおも中盤での強度は落ちず、田中と板倉を中心にしっかりと包囲網を敷いている
U-22アルゼンチン
センターバックのペレスが最前線のガイチへ縦パスを入れる。ガイチは右横のゴンサレスに落とすと、ゴンサレスはペナルティエリア手前の右から右足でシュートを放つ。しかし、大きく打ち上げる
U-23日本
守備時には4-4-2気味にブロックを組み、田川と食野が先頭で構える
U-22アルゼンチン
9ガイチOUT→21カブレラIN
U-23日本
9食野OUT→18旗手IN
U-23日本
本職はFWながら、所属する川崎Fでは現在左サイドバックを務める旗手。この一戦ではトップ下に入っており、驚異的なユーティリティー性を見せる
U-22アルゼンチン
ベルナベイが左サイドの敵陣深くで原と対じしながら間合いをうかがうと、左足で低い弾道のクロスを送る。しかし、中央では板倉がしっかりと構えてはね返す
U-23日本
三笘がベンチで交代出場の準備を進める。金曜日の試合の悔いを晴らすプレーを、数分間で見せられるか
U-22アルゼンチン
バルガスを中心に攻撃の糸口を探るも、中盤での監視を続ける田中や板倉の包囲網を攻略し切れない
U-23日本
14相馬OUT→7三笘IN
U-23日本
中盤の5枚は田中、板倉、三好、旗手、三笘。いずれも、川崎Fのアカデミーチームやトップチームで共演した、気心の知れた間柄となっている
U-23日本
20古賀OUT→21中野IN
U-23日本
17歳の中野が登場。鳥栖のアカデミー出身で、縦への突破力と左足での正確なクロスが持ち味の俊英だ
アディショナルタイムは3分の表示
U-23日本
13田川OUT→16渡辺皓IN
U-23日本
アクシデントによる交代か、田川は顔を引きつらせながらベンチへと下がる
U-23日本
田川の交代により、旗手が1トップの位置に移り、入ったばかりの渡辺皓はトップ下を務める
U-23日本
旗手が右サイドのゴールライン際で仕掛け、相手をかわして中へ速いクロスを送る。しかし、飛び込む味方はおらず
U-22アルゼンチン
Fバレンスエラが中盤からドリブルを仕掛ける敵陣中央の右で三笘に倒され、FKを獲得する
U-23日本
三笘にイエローカード
U-22アルゼンチン
キッカーはゴール前へ浮き球を送るも、日本のDFが冷静にはね返す
後半:試合終了。3-0でU-24日本が勝利
試合総括 後半も主導権を握ったのはU-24日本。中でも田中が速い出足でボールを奪い続け、攻撃に転じれば高いテクニックを生かして中央でタメを作る。縦横無尽に躍動を見せる彼を中心に相手を苦しめると、徐々に精神的な余裕を失ったU-24アルゼンチンの隙を見逃さなかった。久保のCK2本から、キャプテンを託された板倉が続けざまに得点を奪って突き放し、充実した内容で完勝。本大会での躍進に大きく期待できる試合を披露した。