欧州遠征2試合目の相手となるのはイタリア。2大会連続でFIFAワールドカップへの出場を逃し、若手の育成がこれまで以上に急務となった今、この世代への期待値は日を追うごとに高まっている。チームの屋台骨は、今季の国内リーグでスポットライトを浴びる19歳のファビオ・ミレッティ。同国のレジェンドプレーヤーとも比較される高い攻撃センスとポジショニングに加え、時には独力で相手を剥がす精巧なテクニックを備える、欠点のないゲームメーカーだ。 ミレッティだけでなく、ニコロ・ファジョーリ、ニコロ・ロベッラを始め、次世代のタレントが数多く招集された。来年に控えたUEFAU-21欧州選手権に向け、指揮官も「親善試合モード」では挑まない姿勢を示している。 日本としても、本気の「アッズリーニ」と敵地で対戦できるという貴重な経験を「得る」だけでは終わらせたくない。スイスとの一戦は1-2で敗れたが、試合の中でフィールドプレーヤーの総入れ替えを行うなど、目的が明確な上の黒星で収穫も見えているはず。誰が出ても、どこが相手であっても「大岩ジャパン」の色を見せられるよう、強豪相手にその基盤をさらに固める90分としたい。
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U-23代表親善試合
9/26(月)22:30
スタディオ テオフィロ パティーニ