パリで開催される第33回オリンピック競技大会を目指す「大岩ジャパン」。始動からまだ1年程とはいえ、本番が来年の7月ともう1年半を切っていることもあり、準備にあてられる時間はそう長くはない。それだけに、約4ヵ月ぶりの実戦の機会は貴重なものになるはずだ。 ただ、指揮官を悩ませる事情は多い。所属クラブで好調を維持していた点取り屋の斉藤光毅がケガで不参加となった上、フル代表に選出された半田陸とバングーナガンデ佳史扶、加えて畑大雅の負傷によりサイドバックの常連組もいない。そして、所属クラブでの出場機会が限られている招集メンバーが散見される点などが挙げられるだろうか。とはいえ中村拓海や西川潤など、これからスタメンをつかみ取ろうとしている精鋭たちもそろっているだけに、この欧州遠征で層の厚さを披露したい。 昨年11月にも欧州遠征を行っており、その際はスペインに完敗を喫したものの、ポルトガルには2-1で勝利。今回もドイツ、ベルギーという強豪との2連戦が組まれており、現在の立ち位置を知るには絶好の機会だ。「パリ世代」はどのようなパフォーマンスを見せられるか。
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U-23代表親善試合
3/24（金）26:15
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