「大岩ジャパン」として四度目となる欧州遠征は、今月下旬に開幕を控えたUEFA U-21欧州選手権に出場するイングランドとオランダの「仕上げ」相手としての側面を持つ。「完全非公開」という異例の状況下で行われたイングランド戦は、山本理仁と松村優太のゴールで2-0の完封勝利を収めた。世界最高峰のリーグでプレーする選手が多い「ヤングライオンズ」相手にアウェイで結果を得た点は、チームとしての経験値と自信へつながるだろう。オランダも国内リーグで鮮烈な活躍を見せているブライアン・ブロビーを中心に多彩なタレントを擁しており、相手にとって不足はない。 今回の遠征は、半田陸や細谷真大といったA代表招集の経験を持つメンバーが外れ、5名の初招集選手が名を連ねた。すでにJ1で存在感を示している重見柾斗をはじめとした6名の大学生が加わっていることからも、指揮官がいかに広い視野を持って選考しているかが見て取れる。イングランド戦は、フィールドプレーヤーでは根本健太を除く全選手が出場した。残り1年のサバイバルで誰が頭角を現すか、その「アピール合戦」からも目を離せない。
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U-23代表親善試合
6/14(水)21:30
エルゴアレーナ