ウクライナは昨年行われたUEFA U-21欧州選手権2023でベスト4に入り、一足早く第33回オリンピック競技大会への切符をつかんでいる。本大会出場が懸かった準々決勝では、オリンピック開催国のフランスを3-1で破るメンタリティーの強さを見せた。日本も出場するとなればパリの地で再会する可能性があり、単なる「調整」の一戦とはならないだろう。 本気で金メダルを狙う日本としては、マリ戦で感じた「本大会のレベル」にアジャストする姿勢をウクライナ戦で見せなければならない。立ち上がりは様子をうかがい、徐々に出力を上げるマリのゲームメイクは素晴らしかったが、それ以前に何でもないプレーでミスが散見し、相手の圧を上回る技術を披露できなかったのは痛恨だった。大岩剛監督の手腕はもちろんのこと、ピッチ上で自らタクトを握れる「リーダー」の登場を期待したい。 荒木遼太郎や松木玖生を筆頭に出場していない選手も多く、ふがいない90分となったマリ戦を見て闘志をたぎらせていることだろう。AFC U23アジアカップ カタール2024前最後の2連戦、連敗で終えることだけは避けたい。
ご利用のブラウザ（Internet Explorer）は、2022年6月にユーザーサポートを終了いたします。 終了後、スポーツナビの一部のページは、Internet ExplorerからMicrosoft Edgeにリダイレクトされます。
Microsoft Edgeや別のブラウザをご利用いただきますようお願いいたします。
U-23代表親善試合
3/25（月）19:15
北九州スタジアム