抑えることができれば勝機は見込め、止められなければ窮地に追い込まれる。3連勝と絶好調のオランダ攻撃陣をけん引する1人が、ご存じ「オレンジ色のパンサー」シャニセ・ファンデサンデンだ。顔合わせの機会が多かった近年だが、中でも昨年の衝撃的な結果が脳裏に焼き付いている。さらには、歴代のオランダ代表得点数でトップに躍り出たビビアン・ミーデマ。強くしなやかなストライカー対策には、連係のみならず、局面の攻防では個で上回るくらいの気概が不可欠だ。 攻撃で幅を使うためか、守備時でもオランダは選手間の距離が比較的遠い。狙うべきはバイタルエリアやハーフスペースと呼ばれるゾーン。ギャップで受けて前を向く意識が高まれば、チャンスの数は増やせるはずだ。中と外、サイドにおける縦の関係性を、攻守のいずれにおいても改善できるか。 また、ノックアウトステージから使用されるボールが変更となっている。劇的に何かが変わらなくとも、神は細部に宿るというのならば、キックのフィーリングから飛距離まで、ささいなことにも気を配りたい。
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女子W杯 ラウンド16
6/25(火)28:00
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