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女子代表親善試合
3/6(金)6:23
エクスプロリア スタジアム
前半:日本ボールでキックオフ、試合開始
日本
予想フォーメーションは4-4-2。昨年12月のE-1サッカー選手権で3試合全てに出場し、2得点を挙げた池尻が左サイドハーフを務める見込み。左サイドバックが予想される遠藤とのコンビネーションに注目したい。キャプテンマークは熊谷が巻く
日本
ワールドカップ終了以降、公式戦では5試合で19得点0失点という抜群の安定感を披露。高倉監督を含めた継続路線が功を奏した結果と言えるが、今大会はこれまで戦ってきた相手よりもワンランク上の相手と言える。東京オリンピック前最後の国際大会で、どのような「仕上がり具合」を見せるか期待したい
スペイン
予想フォーメーションは4-1-2-3。日本とは過去2回対戦して1勝1分けと相性が良い。3トップの中央を務める10番の点取り屋、エルモソには警戒が必要だ
日本
敵陣で相手を囲んでボールを奪い、その流れで前を向いて池尻が菅澤にパスを出す。しかし、ペナルティエリア手前で反応した菅澤のトラップは流れてしまい、チャンスに至らない
スペイン
左サイドからのCKを得て、キッカーはキャプテンのエルモソが務める。左足で低い弾道のクロスを蹴り込むが、ニアサイドで反応よく飛び出した清水が大きくクリア
日本
ボール保持こそ相手に許しているが、自陣では守備のブロックをコンパクトに作り、スライドのスピードを速くして冷静に対応する
日本
遠藤が敵陣で前を向いてボールを運び、敵陣中央の左から縦にパスを送る。しかし、近い距離で相手にブロックされてしまう
スペイン
GOOOOOAL!! 右サイドのスペースにボールが送られると、遠藤との競走を制したカルドナが一気にペナルティエリア右へ進入する。カルドナはサポートに来たエルモソへ預け、エルモソはゴール前へラストパスを供給。最後は走り込んだプテジャスが押し込み、先制に成功する
スペイン
センターバックのペレイラが右サイドのスペースにロングボールを送る。カルドナが走り込んで受けてボールをキープし、味方の上がりを促してペナルティエリア右にパスを出すと、ギハーロがスピードに乗ったまま足下に収める。しかし、ここは粘り強くマークについた杉田がボールを刈り取ってチャンスにさせない
スペイン
右サイドからのCK。キッカーのエルモソはショートコーナーを選択し、味方からのリターンを受けて左足でクロスを供給。しかし、山下が飛び出して冷静に処理する
日本
自陣で三浦がボールホルダーから奪い取ると、ルーズボールを岩渕が回収してカウンターを開始。岩渕は敵陣中央まで運び、タイミングを計ってディフェンスラインの裏へスルーパスを送る。呼応するように菅澤が飛び出し、GKと1対1の場面が出来上がるも、右足でゴール右下を狙ったシュートはファインセーブに遭う
日本
このプレーで右からのCKを得て、キッカーは遠藤が務める。インスイングの速いクロスを蹴り込むが、味方は合わせられない
日本
続いて左サイドからのCKを獲得。キッカーの中島がインスイングのクロスを送ると、ニアサイドの岩渕がフリック気味にヘディングシュートを放つ。枠をとらえていたが、ゴール左ポストの前にいた相手にブロックされてしまう
スペイン
ギハーロがペナルティエリア手前の中央から前方の味方にパスを出し、その足でゴール前へ走り込むと、プテジャス、カルデンテイを経由してそのギハーロのボールが通る。しかし、タイミングよく飛び出た山下がブロックし、シュートを打たせない
日本
山下からのロングボールが相手の高い最終ラインを越え、左サイドのスペースに流れると、反応した中島がボールをキープする。中島は大外を追い越す遠藤へ預け、遠藤は左サイドの敵陣深くからダイレクトでクロスを供給。しかし、これが精度を欠いてそのままゴールラインを割ってしまう
日本
三浦がペナルティエリア手前の左までポジションを上げて遠藤からパスをもらい、相手と駆け引きを続ける菅澤にパスを出す。ゴールに背を向けていた菅澤は振り向きざまにゴール前へボールを送る。岩渕が走り込んでワンタッチで流し込もうとするが、ついてきたDFに至近距離でブロックされてしまう
日本
清水が右サイドの敵陣中央でボールを持ち、ノーステップでペナルティエリア内へクロスを供給。菅澤が胸で収めるも、菅澤はオフサイドの判定
スペイン
敵陣中央でペレイラが後方からのロングボールを足下で収め、前を向いてすかさずスルーパスを送る。しかし、これは精度を欠き、ペナルティエリア内まで流れたボールは山下がキャッチする
日本
熊谷がハーフウェーライン付近から右サイドを駆け上がる清水に展開。清水はペナルティエリア右へグラウンダーのパスを出す。池尻が走り込んでいたが、相手のチャージを受けてバランスを崩してしまい、フィニッシュには持ち込めない
スペイン
南の不用意な縦パスからボールを奪い、最後はギハーロがペナルティエリア手前の中央から左足を振り抜く。ゴール右下をとらえていたが、山下が左手一本でセーブ。右からのCKとなる
スペイン
キッカーのエルモソがアウトスイングのクロスを供給。しかし、山下が落下点にいち早く入って直接キャッチする
スペイン
カルドナが右サイドの敵陣中央からグラウンダーのアーリークロスを上げる。これは熊谷がはじくも、カルドナはこぼれ球を拾った遠藤に激しく寄せてボールを突っつく。このルーズボールをプテジャスが回収してペナルティエリア手前から左足を振り抜くも、シュートは枠の左へわずかに外れる
スペイン
プテジャスが岩渕のアフタータックルを受け、ペナルティエリア右角付近からのFKを獲得。キッカーのエルモソがゴール前へふわりと浮かせたボールを送り込むが、山下がここも落下点でキャッチする
日本
岩渕がバイタルエリアでボールをキープし、すかさず右サイドへ展開。受けた杉田はサポートの清水とパス交換しながら利き足に持ち替え、ペナルティエリア手前の右から左足を振り抜く。だが、このミドルシュートは枠を大きく外れる
日本
南の正確なロングフィードから、敵陣の右サイドでフリーの清水にボールが渡る。清水はサポートに来た杉田に横パスを出し、杉田はワンタッチでペナルティエリア内にスルーパスを送る。しかし、味方にはつながらない
日本
GOOOOOAL!! 右サイドの敵陣浅い位置から清水がディフェンスラインの裏へ浮き球のパスを送り、これに岩渕が反応。後方からやってくるボールに対し、右足を伸ばしてノーバウンドで合わせると、これが見事にGKの頭上を越えてゴールに吸い込まれる
前半:前半終了。1-1と、同点で試合を折り返す
前半総括 序盤からスペインがボールを保持する時間が続く。前線がプレスを掛けるも簡単にかわされる苦しい展開になると、8分に先制を許してしまう。カルドナのフィジカルに屈し左サイドを突破され先制点を奪われてしまう。その後落ち着きを取り戻した日本は、持ち味であるパス回しから最終ラインの裏を突きゴールに迫る場面を増やす。終了間際に岩渕真奈の華麗なゴールで同点に追い付いたが、再三にわたりサイドを崩されるシーンが目立った。後半に向けて高倉監督はどう修正するのか。
後半:スペインボールでキックオフ、後半開始
日本
9菅澤OUT→15田中IN
日本
19遠藤OUT→16宮川IN
スペイン
8カルデンテイOUT→21SガルシアIN
スペイン
12ギハーロOUT→17LガルシアIN
日本
ペナルティエリア手前の左からのFKを獲得し、キッカーの中島がゴール前に柔らかいクロスを供給。相手のクリアがゴール方向へ向かうも、GKに処理されてしまう
スペイン
最終ラインからラフなロングボールが最終ラインの裏に送られると、熊谷の裏を取ったLガルシアが抜け出す。しかし、Lガルシアの振り抜いた左足はボールにヒットせず、山下が処理する
スペイン
GOOOOOAL!! 3人が前線からボールホルダーの熊谷へ厳しくチャージを掛けると、これが熊谷のパスミスを誘い、Lガルシアが回収してペナルティエリア内に進入。Lガルシアは慌てて飛び出した山下をあざ笑うかのように裏街道でかわし、ゴールエリア右から無人のゴールに流し込む
日本
杉田がハーフウェーライン付近からラフにペナルティエリア右へロングパスを入れると、中島が足下で収めてボールを保持。中島は味方のサポートを待ちつつ、左足に持ち替えてシュートを放つ。しかし、枠の左へ大きく外れてしまう
日本
再びリードを許した焦りからか、前線最終ライン問わず安易なミスでボールを失う場面が散見。もう少し丁寧にパスをつなぎたい
日本
相手の後方でのパス回しに対して田中が執拗にプレスを掛け、GKまで追い掛けてロングキックをブロック。これはそのままゴールラインを割るが、アグレッシブな姿勢を前線から示す
日本
13池尻OUT→10籾木IN
スペイン
右サイドバックのコレデーラがスピードに乗ったドリブルでペナルティエリア右に進入し、右足でクロスを上げる。これは杉田にブロックされるが、コレデーラはこぼれ球を拾って再びクロスを供給。しかし、味方との連係を欠いてボールは逆サイドに流れる
スペイン
左サイドからのCKを得て、キッカーのエルモソがアウトスイングの高いクロスを蹴り込む。しかし、これは密集を越えてそのまま逆サイドに流れる
スペイン
プテジャスが右サイドからの縦パスに反応し、ペナルティエリア右で巧みなボールタッチを披露。飛び込んだ南と入れ替わってフリーとなり、プテジャスは左足を振り抜く。スライディングでブロックしようとした南に当たって軌道が変わり、手を伸ばす山下の上を越えるが、清水がカバーに入って辛うじてクリアする
日本
中盤でボールを奪い、その流れで三浦が前線の田中へ鋭い縦パスを送る。しかし、田中はボールが足につかず、苦し紛れに岩渕へ向けて出したパスは相手にカットされてしまう
日本
5南OUT→3三宅IN
日本
岩渕が停滞する流れを変えようとペナルティエリア手前の中央から積極的に右足を振り抜くが、ミドルシュートは枠をとらえられない
スペイン
10エルモソOUT→19サンペドロIN
スペイン
自陣で日本のパスミスを拾い、中盤から最前線のLガルシアへロングパスが送られる。Lガルシアはスピードとテクニックを駆使したドリブルで三宅と熊谷をものともせず、2人をかわしてペナルティエリア左に進入。Lガルシアは左足でシュートまで持ち込むが、山下がファインセーブでチームを救う
スペイン
プテジャスがペナルティエリア左角付近から左足でふわりと浮かせたクロスを供給。これがゴール前で待つLガルシアにピタリと合うが、Lガルシアのヘディングシュートは枠の左へ外れる
スペイン
Sガルシアがペナルティエリア左脇から右足で柔らかいクロスを送る。Lガルシアが飛び込んでいたが、その手前で三宅が頭でクリアする
スペイン
サンペドロの落としたボールにSガルシアが反応し、ペナルティエリア手前の左からダイレクトでシュートを放つ。これが至近距離でブロックに入った三浦にヒットし、スペインの選手はハンドリングを主張するが、主審はプレーオンを指示する
日本
相手のパスミスに反応した中島が奪うや否やペナルティエリア手前の中央から右足でミドルシュートを放つが、慌ててカバーに入ったDFに難なくブロックされてしまう
スペイン
トレシージャが敵陣中央の左から機を見てディフェンスラインの裏に浮き球のスルーパスを供給。このボールが熊谷の頭上を越え、背後を突いたLガルシアがシュートを放つも、素早く間合いを詰めていた山下がファインセーブを見せる
日本
8岩渕OUT→23上野IN
スペイン
9カルドナOUT→22レドンドIN
スペイン
GOOOOOAL!! 自陣の右サイドからのクリアが三宅のトラップミスによってディフェンスラインの裏に流れると、Lガルシアがスピードを生かして熊谷を強引に振り切り、山下と1対1に。Lガルシアは山下を冷静にかわし、再び無人のゴールに流し込んで自身今日2得点目を獲得
スペイン
11プテジャスOUT→6ボンマティIN
日本
杉田が敵陣の高い位置でプレッシャーを掛けて相手からボールを奪い、籾木につなぐと、籾木はペナルティエリア手前の右から左足で滞空時間の長いクロスを供給。ファーサイドへ走り込んだ田中が右足で合わせるも、枠を外してしまう
日本
上野のポストプレーから中島が中央を突破し、チャンスを作り出す。中島は前方へパスを出し、田中のスルーから籾木にボールが渡ると、籾木は左足に持ち替えてシュートを放つ。だが、相手に当たって枠の左に外れてしまう
日本
続けて2本の左CKを得るが、シュートにはつながらない
日本
上野がセンターサークル内まで引いてボールをもらい、機を見て最終ラインの裏へグラウンダーのスルーパスを供給。呼応するように田中が抜け出し、GKとの1対1を迎えるが、田中が飛び込んでくるGKをかわそうとして右足で触ったボールはGKに当たってしまい、チャンスを逃す
スペイン
7コレデーラOUT→3ビセンテIN
日本
三宅が敵陣中央まで上がって籾木からの横パスを受け、最終ラインのギャップにポジションを取る田中へスルーパスを供給。田中はペナルティアーク手前から右足を振り抜くも、グラウンダーのシュートは威力がなく、GKに難なくセーブされてしまう
アディショナルタイムは2分の表示
後半:試合終了。3-1で日本が敗れた
試合総括 選手交代をして修正を図るも、後半開始早々、不用意なパスミスからあっさり得点を許す。時間が進むにつれてボールが保持できるようにはなったが、スペインの縦に速い攻撃に手を焼いた。得意なはずのパス回しでもミスを連発し、連係で相手を崩すシーンを作れない。後半からピッチに入った田中美南や籾木結花が積極的なプレーを見せるが、反撃には至らず。東京オリンピックを目前にして「仕上がり具合」に不安が残る結果となった。