「池田ジャパン」の初陣以来となるヨーロッパ遠征で、発足当初から掲げている「奪いにいく守備」はどこまで通用するか。セルビア戦で見せた「回答」は、ほぼ満点に近い内容だった。ピッチに立つ11人のハードワークを惜しまない姿勢には、指揮官が求める「アグレッシブさ」が随所にあふれていた。体格差のハンディを覆すための、「対ヨーロッパ勢」への1つの答えを明確に表現できたことで、チームの士気も高まっているはずだ。 2戦目の相手となるフィンランドは、来月に迫るUEFA欧州女子選手権イングランド2022へ、チーム熟成の最終局面を迎えている。ワールドカップヨーロッパ予選でドイツを倒したセルビアに大勝を収めた日本は、ドイツと同組であるフィンランドにとっては実力の物差しとなる、格好の対戦相手ではないだろうか。 セルビア戦で途中出場の選手が軒並み結果を残したことで、誰がスタメンで出てもおかしくない、良い流れがメンバー選考の面でも生まれているが、指揮官はどのような布陣で臨むのか。目標とするものはまだ先だが、2連勝という結果をここで残すか残さないかでは、「あと1年」に対するアプローチも全く違うものになるだろう。 ※試合結果などは、試合翌日の午前中までをめどに掲載。試合の詳細情報などは、試合翌日の18時までをめどに掲載
ご利用のブラウザ（Internet Explorer）は、2022年6月にユーザーサポートを終了いたします。 終了後、スポーツナビの一部のページは、Internet ExplorerからMicrosoft Edgeにリダイレクトされます。
Microsoft Edgeや別のブラウザをご利用いただきますようお願いいたします。
女子代表親善試合
6/27（月）24:15
ヴェリタス スタジアム