昨年開催されたU-17、U-20といった各世代の女子ワールドカップを制し、勢いそのままに「世界3冠」を狙うスペイン。日本と同様にコスタリカとザンビアを危なげなく下し、グループステージ突破を決めた。今大会の得点を振り返っても、お国柄の流麗なパスワークや、高さを生かしたクロス攻撃だけでなく、カウンター攻撃も持っており、とにかく隙のないチームに仕上がっている。 「世界最強プレーヤー」アレクシア・プテジャスに注目が集まりがちだが、同様に警戒が必要なのはアイタナ・ボンマティだろう。プテジャスと同じクラブに所属するボンマティは、「天才」の長期離脱中に頭角を現し、今季のUEFA女子チャンピオンズリーグ制覇に大きく貢献。代表でも欠かせない存在となっており、今大会も初戦で1ゴールを挙げている。 得失点差を考慮しても、1位突破のために勝利への意欲が必要なのは日本の方だ。ボール保持には一日の長がある相手に対し、どこまでプレスを強め、また勇気を持ってボールを握るか。他グループの勝ち上がり状況も気になるところだが、まずは目の前の90分に集中したい。11月の国際親善試合で敗れた「リベンジ」を果たし、ノックアウトステージへ勢いをつけられるか。
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女子W杯 グループC 第3節
7/31（月）16:00
ウェリントン リージョナル スタジアム
見どころ
7月31日（月）の速報・結果
FIFA女子ワールドカップ
-
日本
4 - 0
試合終了スペイン
-
コスタリカ
1 - 3
試合終了ザンビア
-
カナダ
0 - 4
試合終了オーストラリア
-
アイルランド
0 - 0
試合終了ナイジェリア