アウェイの空気感の中で行われたアメリカ戦では、開始直後の清家貴子のゴールで先制するも、それ以降は主導権を握れないまま時間が経過し、後半にPKを沈められて逆転負け。世界ランキングの数字以上の実力差を見せつけられる結果となった。 この一戦で目に付いたのは球離れの早さ。先制点に結び付いた場面のようなメリットもあったが、ミスが増えるというデメリットも目立つ形に。特に前半は自陣でのパスミスからピンチを招いたり、同点ゴールを許したりする状況に陥ってしまった。相手のパワーのあるプレスを未然にかわそうとする意図も感じられたが、精度が追い付かず。実戦を通して上げていくしかない。 次戦は移動を伴っての中2日。パリオリンピック2024と似たようなスケジュールとなり、なおかつ相手はグループステージで当たるブラジルでこれ以上ないシチュエーションだ。コンディションを考慮すればスタメンの入れ替えが予想され、攻撃陣は田中美南、浜野まいか、宮澤ひなたといった途中出場組に期待がかかる。「18人枠」を巡る争いもあるが、スタンドプレーに走らず、チームを意識したプレーで勝利を挙げて自信につなげたい。
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SheBelievesCup 3位決定戦
4/9（火）29:07
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