スポーツナビ

日本

予想フォーメーションは4-1-2-3。清家が現体制初出場を果たす。昨年12月のニールセン監督就任後、初となる国内での一戦。相手は今年2月に開催された2025 SheBelieves Cupで対戦し、4-1で勝利を収めた相手だが、駆け付けたサポーターにどのような試合を見せられるか

コロンビア

予想フォーメーションは4-2-3-1。前回対戦で得点を挙げたカイセドや、カウンターで脅威となったラミレスといった中心選手が不在。今後に控える大会に向け、新たな戦い方の選択肢を増やせるか

日本

最終ラインから細かくパスをつなぐコロンビアに対し、前線から激しいプレスを仕掛けている

日本

北川が相手との接触で右足先を痛めるも、すぐに立ち上がってプレーに復帰

日本

後方からのスルーパスに反応した清家。右サイドの高い位置に走り込むものの、DFとの接触がファウルの判定となる

コロンビア

カラカスが清家との接触で左足を痛め、ピッチに座り込む。足を引きずりながら苦もんの表情を浮かべていたが、少しして立ち上がる

日本

北川が左サイドの低い位置から前方の長谷川に使うと、長谷川はすぐさま籾木への縦パスを送る。籾木はペナルティエリア左からダイレクトでクロスを送り、清家がゴール前に飛び込んでシュートを放つ。しかし、DFの守備に遭っていることもあり、枠には飛ばせない

日本

左サイドの相手陣深くで混戦となると、こぼれ球を拾った北川が素早くフリーの宮澤につなぐ。宮澤はペナルティエリア左から相手が詰めてくるよりも先に右足でシュートを放つ。しかし、惜しくもクロスバーに当たってしまい、得点は奪えない

日本

うまく相手の守備の間でボールを受けた宮澤が相手陣中央から少し浮かせた縦パスを出す。ディフェンスラインの裏に走り込んだ北川の前ではね返されるも、こぼれ球を拾った田中がペナルティエリア中央でシュートに持ち込もうと粘る。しかし、相手の守備に遭い、打ち切れない

コロンビア

相手陣浅い位置でFKを獲得を得る。キッカーはサントス。右足でペナルティエリア内に浮き球を送るも、南がしっかりとはね返す

日本

前線からの守備でボールを回収し、長谷川が斜めのパスを送る。長野がスルーし、田中が落とすと、長野がペナルティエリア手前のやや距離があるところからミドルシュートを放つ。しかし、枠をとらえられない

日本

左サイドの北川が高い位置に積極的に駆け上がって突破を仕掛ける。しかし、相手の守備に遭い、ボールはそのままゴールラインを割ってしまう

日本

北川が右足の先を痛めてピッチに座り込み、スタッフから治療を受ける

日本

北川は一度スパイクを脱いで状態を確かめる

日本

左サイドのゴールライン際でFKを得る。キッカーは長谷川。右足でニアにクロスを入れるも、相手にクリアされてしまう

日本

北川はピッチに戻っている

日本

ここまで堅固な守備を構築できており、相手にほとんどゴール前に迫らせていない

日本

北川が左サイドの低い位置から一気にゴール前にロングボールを送る。しかし、田中に届く前にGKにキャッチされてしまう

日本

長谷川が左サイドの相手陣中央から斜めのパスを出すと、ペナルティエリア左で受けた籾木がアルバレスに倒されてPKを獲得する

日本

キッカーは籾木が務めるもよう

日本

PKのキッカーを務める籾木は左足でゴール右下にシュートを放つ。しかし、タピアのファインセーブに遭い、こぼれ球も相手にクリアされて押し込めない

コロンビア

PKを止めた後に接触があったタピアがピッチに倒れ込んでいる

コロンビア

タピアはスタッフからの治療を受けて立ち上がる

日本

右CKを得る。キッカーは籾木。ショートコーナーを選択して長谷川とパス交換をし、最後は籾木が左足で浮き球を蹴り込む。しかし、DFにクリアされてしまう

コロンビア

GOOOOOAL!! 右サイドから相手を崩す。こぼれ球を拾ったベドヤがペナルティエリア右角付近からクロスを上げると、わずかに熊谷の守備が間に合わず、トーレスがフリーでヘディングシュートを放つ。これがゴール左に決まり、先制に成功する

日本

PK失敗、さらに先制点を献上してしまい、流れはコロンビアに傾いて危ない場面が続いている

日本

中盤で短いパスをテンポよくつなぎ、最後は抜け出した清家がゴール前からシュートを放つ。これはGKに防がれ、こぼれ球を自ら清家は拾うも、オフサイドの判定

日本

田中はピッチに座り込み、この後、交代するもよう

日本

ベンチでは松窪が出場の準備を進める

日本

田中は担架に乗ってピッチを離れる

日本

11田中OUT→20松窪IN

日本

代わった松窪は田中と同じ最前線に入っている

日本

右サイドの相手陣浅い位置から古賀がディフェンスラインの裏にボールを送ると、抜け出した松窪がペナルティエリア右から折り返す。しかし、松窪はオフサイドの判定

アディショナルタイムは6分の表示

日本

左サイドの相手陣中央から北川が左足で正確なクロスを供給。ペナルティエリア内で松窪が受けようとしたものの、力強い相手の守備に遭い、体勢を崩して受けられない

日本

相手陣中央から長谷川がふわりと浮かせたボールを送る。ペナルティエリア右に清家が走り込んでいたものの、惜しくもボールは流れてそのままゴールラインを割ってしまう

コロンビア

右サイドの相手陣浅い位置でFKを獲得。キッカーがペナルティエリア内へクロスを蹴り込むも、宮澤が頭ではね返す

日本

左サイドのタッチライン際の籾木が内側に走り込む北川にパスを送る。北川は左サイドの深い位置からクロスを選択するも、GKに直接キャッチされてしまう

前半総括 2月の対戦時と同じく、日本がボールを握り、コロンビアがカウンターをうかがう構図で試合は始まる。日本は両サイドでパスをテンポよくつなぎ、深い位置に進入する回数を増やす。優位にゲームを進めていたが、籾木結花のPK失敗を機に状況は一転。その直後、コロンビアに最初のシュートでネットを揺らされてしまい、予想外のビハインドを負う。さらには「ニルスジャパン」で重要な役割を担っていた田中美南がケガで途中交代となってしまう。前半の中盤以降は完全にゲームの流れを失い、0-1で試合を折り返した。

日本

13北川OUT→22佐々木IN

日本

8清家OUT→9植木IN

日本

右サイドの相手陣中央から古賀がゴール前に斜めのパスを送り、味方がヒールで落としてシュートチャンスを作ろうとするも、相手に防がれてしまう

日本

古賀が力強いドリブルで自陣から一気に運び、右サイドの相手陣中央からクロスを供給。受けた松窪がワントラップからシュートを放つも、GKに防がれてしまう

日本

植木がペナルティエリア手前の中央からディフェンスラインの裏にスルーパスを出すと、抜け出した籾木が冷静なボールコントロールで相手を外し、丁寧なループシュートでネットを揺らす。しかし、籾木はオフサイドの判定となり、得点は認められない

日本

右サイドの古賀を中心に好機を連続して創出。右サイドの相手陣深くの古賀のパスの流れからボディフェイントでDFを外した長谷川が、ペナルティエリア右からクロスを入れる。しかし、ゴール前に味方はおらず、シュートシーンにはつなげられない

日本

最終ラインからの縦パスを受けた長谷川が右サイドの相手陣中央あたりからすぐさま前を向いて縦にスルーパスを出す。しかし、味方との意図が合わずにDFに回収されてしまう

コロンビア

ボールをキャッチしたタピアとアルバレスが交錯。どちらも体を痛めて倒れ込んでいたものの、時間を置いてから両者ともに立ち上がってプレーが再開される

日本

左サイドの相手陣中央からの浮き球を受けた松窪はトラップからすぐ前を向いてペナルティエリア左からシュートを放つ。しかし、タピアの好セーブに遭い、得点は決められない

日本

古賀が1人抜いて右サイドの相手陣中央から低いクロスを入れる。しかし、ゴール前に飛び込んだ松窪は惜しくも合わせられず、タピアに処理されてしまう

日本

左サイドの相手陣深くから入れたクロスはアルバレスに当たってしまうものの、こぼれ球を回収した松窪がペナルティエリア左から左足でシュートを放つ。しかし、左のポストに当たってしまい、惜しくもネットは揺らせない

コロンビア

8レストレポOUT→23セルナIN

日本

14長谷川OUT→18杉田IN

日本

16籾木OUT→15上野IN

日本

前線から相手にプレッシャーを掛けると、こぼれ球を拾った宮澤がペナルティエリア手前の中央からすかさずミドルシュートを放つ。しかし、目前のDFにブロックされてしまう

日本

松窪がキレのあるドリブルで左サイドのハーフウェーライン付近でベドヤを置き去りに。そのまま前に運ぶと、Cアリアスにつかんで倒されてFKを獲得する

コロンビア

Cアリアスにイエローカード

日本

好調の松窪を左サイドに置いて猛攻を仕掛ける

日本

ロングボールに反応した宮澤がペナルティエリア右から折り返すと、松窪がペナルティエリア中央の浅い位置からシュートを放つ。上野が枠内にコースを変えようと反応するも、惜しくも足は届かず、枠をとらえられない

日本

ペナルティエリア手前の左から松窪がダイレクトで浮き球を送るも、惜しくもGKにキャッチされてしまう

日本

植木にイエローカード

日本

浮き球を受けた松窪がペナルティエリア左でフェイントで相手をかわし、後方に下げる。ダイレクトで杉田がクロスを入れるも、これはGKに直接キャッチされてしまう

日本

長野の縦パスに反応した植木。意表を突いてトラップせずにペナルティエリア右へ走り込むと、相手に倒されてペナルティエリア手前の右でFKを獲得

日本

6古賀OUT→5高橋IN

日本

キッカーは杉田。左足で直接狙うものの、壁に当たってゴールラインを割り、右CKを獲得する

日本

キッカーは長野。右足でアウトスイングのクロスを送るも、シュートにはつながらない

日本

高橋は前線に入っているもよう

コロンビア

パビが左足をつっているもよう。ピッチに倒れ込む

日本

松窪がペナルティエリア手前の左から放ったシュートは目前のDFにブロックされるも、こぼれ球に反応した佐々木が遠いところからミドルシュートを放つ。しかし、枠の上に外れてしまう

アディショナルタイムは6分の表示

コロンビア

10サントスOUT→18ロブレドIN

日本

右CKからクロスを入れると、GKがファンブルしてボールはこぼれる。これに反応した松窪がシュートを放つと、これがDFの手に当たって終了間際にPKを獲得

日本

GOOOOOAL!! PKのキッカーは高橋。ゴールのど真ん中にシュートを決め、土壇場で同点に追い付く

日本

自陣の南がロングボールを送る。高橋が走り込み、触ればチャンスとなったものの、惜しくもGKにキャッチされてしまう

コロンビア

2アルバレスOUT→14バロンIN

日本

センターサークル内からのロングボールを受けた植木。右サイドの相手陣深くからクロスを入れるも、相手にクリアされてしまう

試合総括 結果的に最後までゴールが遠く、消化不良のドローではある。だが、現体制下で初出場となる上野真実や杉田妃和、さらには「なでしこ」デビューとなる佐々木里緒をピッチに投入するなど、チームの底上げを図る指揮官の意図が伝わる人選ではあった。中でもひときわ目を引いたのは、前半途中から出場した松窪真心。最前線の位置で巧みなポジションを取り、相手との駆け引きを制して幾度もシュートチャンスを迎える。同点につながったPKも、彼女のシュートが契機となったもの。引き分けという結果の中に収穫が見えた90分だった。