EAFF E-1サッカー選手権は、国内組のみで挑む大会として毎回注目を集めるが、今回は11人がA代表初選出となり、東京オリンピック世代の選手が全体の14人を占めるというフレッシュな構成で臨むこととなった。いよいよ来夏に迫った祭典に向けての強化だけでなく、2022FIFAワールドカップカタールに向けたラージグループの形成など、世代別代表を兼任する指揮官ならではの、さまざまな思惑がうかがえる。ほぼ1週間で3試合をこなすため、全てのゲームでメンバーを固定して戦うことは考えづらい。A代表定着に燃える「国内組」の選手たちへアピールのチャンスがどう割り振られるのかは、今大会の最も注目すべきポイントだろう。 初戦の相手となる中国は、ファビオ・カンナバーロがわずか2戦で監督を辞任し、かつての教え子に後を託したはずのマルチェロ・リッピが復任。しかし、そのリッピも11月に辞任を表明しており、不安を抱えた状態で大会を迎えている。前身のEAFF東アジアカップ2015を含め、近年満足の行く結果を残せていない日本としては、内容と結果の両面で中国を大きく上回りたいところだ。
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E-1選手権 第1節
12/10(火)19:30
釜山九徳スタジアム