中国戦は鈴木武蔵と三浦弦太の代表初ゴールを守り切り、2-1で勝利。片方のサイドで複数の選手がテンポよくパスを回し、ゴールを奪った先制シーンは3バックの良さが引き出された形だった。新システムの「ぶっつけ本番」はある程度の成果を示したと言える。だが、ディフェンス面では前線と守備陣の意思疎通が図れず、前からプレスを掛けられずにスペースを使われる場面が相次いだ。新戦力が多く、シーズン終了後間もない招集で連係が深められないという事情があるにしろ、格下の中国を相手に冷や汗をかく場面が連続した点は不安材料だ。指揮官の修正力と選手の対応力が、残り2試合で問われることになるだろう。 香港は世界ランキング139位と、中国を大きく下回るため、勝利はもちろんだが個々のアピールにも重点が置かれる試合となりそうだ。中3日で迎える過密日程のため、メンバーを入れ替えて臨むことが予想されるが、JリーグMVPの仲川輝人をはじめとする中国戦に出場しなかった選手たちのパフォーマンスはどうか。強力なメンバーをそろえた韓国との最終決戦で優勝を懸けて戦うためにも、ここで取りこぼすわけにはいかない。
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E-1選手権 第2節
12/14(土)19:30
釜山九徳スタジアム