「ついに」という言葉がこれほどふさわしい試合はないだろう。2020年も終盤に差し掛かったこの時期に、今季初の代表戦が行われることとなった。そして、選出されたメンバーは昨今の情勢も考慮してという注釈はつくものの、史上初となる「海外組」だけで構成。親善試合とはいえ、歴史的な一戦になりそうだ。 試合のテーマとしては、指揮官のコンセプトの確認が優先事項。とはいえ、約10カ月ぶりの活動ということもあり、その間に移籍した選手やクラブ内での立ち位置が変わった選手も多い。長友佑都や中島翔哉など、これまで主力として活躍していた選手が不在なこともあり、出場機会の限られていたメンバーにとっては大きなチャンスといえそうだ。 そして、森保一監督が来年に延期されたオリンピックの指揮官を兼任していることもあり、その世代との融合も大きなポイントだ。唯一の初選出となった菅原由勢をはじめ、計7人がメンバー入り。すでに主力としてチームを支えている冨安健洋なども含め、若手の台頭をさらなるチーム力の向上につなげたい。
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代表親善試合
10/9(金)21:00
スタディオン ハルヘンワールト